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ジャパンCが世界のトップ100G1で1位に 日本のレースの世界一は史上初
また、世界のトップ100G1レースでも、イクイノックスが制したジャパンCが2023年の1位に輝いた。4着馬までの当該年度のレーティングの最高値の平均(牝馬は+4ポンド)で導かれる年間レースレーティングで決めるもので、ジャパンCは126・75ポンド。同じくイクイノックスが制したドバイシーマクラシック(2着ウエストオーバー、3着ザグレイ、4着モスターダフ)の126・50を上回った。日本のレースが世界一の数値を出したのは史上初めて。JRA吉田正義理事長は「今回、日本競馬史上初めて1位を獲得しました。JRAでは1970年代後半から世界に通用する強い馬づくりを目指して、この81年にジャパンCを創設した背景があります。ここ50年にわたる日本の競馬の歴史の積み重ね、日本競馬産業の大志を成し遂げたということで大変喜ばしいこと。ひとつ欲をいうなら、今後ジャパンCにこれまで以上に有力な強い馬に外国から参戦していただいて切磋琢磨(せっさたくま)できれば」と話した。これまでは、20年ジャパンCの3位が最高だった。
また、イクイノックスが勝った宝塚記念が5位、天皇賞・秋が6位タイ。他にも8位に有馬記念が入り、日本のG1は4つベスト10入り。日本競馬のレベルの高さをあらためて世界に示すことになった。
<世界のトップ100G1 トップ10>
1位 ジャパンC(日本)126・75
2位 ドバイシーマクラシック(UAE)126・50
3位 凱旋門賞(フランス)124・75
4位 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英国)124・50
5位 宝塚記念(日本)124・25
6位タイ 愛チャンピオンS(アイルランド)、天皇賞・秋(日本)123・50
8位 有馬記念(日本)123・00
9位 ジャックルマロワ賞(フランス)122・75
10位 インターナショナルS(英国)122・25
ソース/日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/m/keiba/news/202401230001523_m.html?mode=all