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プレミア“天王山”はドロー!…マンC敵地で先制も、遠藤航フル出場のリヴァプールがPKで同点に
前節終了時点で勝ち点「63」の首位に立つリヴァプールと、「1」ポイント差で追うマンチェスター・シティによる大注目の“天王山”。リーグ戦に限った成績で見ると、リヴァプールは先月上旬にアーセナルとの上位対決に敗れたものの、その後は4連勝を記録。一方のマンチェスター・シティは昨年12月のアストン・ヴィラ戦以降12試合無敗を維持しており、直近は2連勝を記録している。
三つ巴のタイトルレースを展開しているアーセナルは昨日の試合で勝利し、暫定首位に浮上。両チームともに勝ち点「3」が欲しい一戦となる。昨年11月にマンチェスター・シティのホームで行われた前回対戦は1-1の引き分け。リヴァプールの本拠地『アンフィールド』に場を移しての今シーズン2度目の対戦、そして優勝争いの行方を大きく占うであろう一戦はどちらに軍配が上がるだろうか。
序盤からインテンシティの高い白熱した展開に。ボール保持率もほぼ五分五分を記録するなか、互いに惜しいシーンを複数回に渡って作っていく。3分、マンチェスター・シティはアーリング・ハーランドが起点を作ったところからケヴィン・デ・ブライネ、ベルナルド・シルヴァと繋ぎ、最後はボックス内左のフリアン・アルバレスがシュート。対するリヴァプールは13分、コナー・ブラッドリーがゴール前へ鋭いクロスを送るも、飛び込んだダルウィン・ヌニェスには僅かに合わなかった。
ホームの大声援を受けるリヴァプールは19分、遠藤航の縦パスを起点にバイタルエリアで細かくボールを繋ぎ、抜け出したヌニェスの折り返しにルイス・ディアスが合わせてネットを揺らすもオフサイドの判定。すると23分、マンチェスター・シティは右CKを獲得すると、デ・ブライネの低いボールにニアサイドでジョン・ストーンズが合わせて先制に成功した。
リードされたリヴァプールは31分、ハーヴェイ・エリオットの鋭いクロスにドミニク・ソボスライが飛び込むも、ヘディングシュートは枠の上へ。42分には遠藤のボール奪取を起点にソボスライが中央を持ち上がると、最後は右からカットインしたL・ディアスがフィニッシュに持ち込んだが、惜しくも枠の左へ外れた。その後は両チームが鋭い攻撃を繰り出し続け、幾度となく惜しいシーンを迎えるもゴールは生まれず。前半は0-1での折り返しとなった。
47分、ネイサン・アケのバックパスが短くなったところにヌニェスが猛然とプレスをかけると、ボックス内右でGKエデルソンと交錯しリヴァプールがPKを獲得。これをアレクシス・マック・アリスターが沈め試合を振り出しに戻した。エデルソンはこの接触により脚を痛め、56分にシュテファン・オルテガ・モレノとの交代を余儀なくされた。58分、マンチェスター・シティはデ・ブライネのスルーパスからフォーデンに決定機が訪れたが、GKクィービーン・ケレハーの好セーブに阻まれ勝ち越しならず。
63分、リヴァプールは途中出場のモハメド・サラーが決定機を演出。自陣から長いスルーパスを送ると、抜け出したL・ディアスがGKと1対1になったが、シュートは枠の右へ外れた。その直後にはマック・アリスター、71分にはアンドリュー・ロバートソンのクロスからヌニェスにチャンスが訪れるもGKオルテガがいずれも好セーブを披露する。その後は互いに次々とフレッシュな選手を投入。ややリヴァプールのペースのまま試合は終盤を迎える。
89分、マンチェスター・シティは途中出場のジェレミー・ドクが左から仕掛けてフィニッシュに持ち込むも、シュートは右ポストを直撃。その後は両チーム共にチャンスを作ったものの、互いにゴールネットを揺らすことはできず、試合は1-1で終了した。この結果、アーセナルが首位に立ち、リヴァプールが2位、マンチェスター・シティが3位となっている。
次節、リヴァプールはエヴァートン、マンチェスター・シティはブライトンといずれもアウェイで対戦予定。開催日時については未定となっている。
【スコア】
リヴァプール 1-1 マンチェスター・シティ
【得点者】
0-1 23分 ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
1-1 50分 アレクシス・マック・アリスター(PK/リヴァプール)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c48a2311e9579f0e44895d6eabe2cf203cbee03c