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今大会は8チームが出場し、4チームずつに分かれてグループリーグを実施。その上位2チームずつが準決勝に進むと同時に8月31日からコロンビアで行われるU-20女子W杯への出場権を獲得する。日本はB組でベトナムと中国に2連勝してすでに世界大会への出場権とグループリーグ突破を決めた。一方で北朝鮮は引き分け以上で突破が決まるが、日本に敗れた場合は同時刻キックオフの中国とベトナムの試合結果次第になる状況でキックオフした。
日本は2試合連続で途中出場からいいプレーをしていたMF笹井一愛を最前線に起用し、大会初出場になる選手も数人スタメンのピッチに送り込んだ。しかし、第2戦のベトナム戦で主力の多くを休ませてコンディションのいい北朝鮮に対して、なかなかいい形の攻撃を仕掛けさせてもらえずに苦戦した。
そうしたなかで前半22分には、ゴールキックをショートパスでつなごうとしたところを狙われてしまう。相手主将のMFチェ・ウンヨンに奪われてそのままシュートを決められ失点。前半終了間際には最終ラインの背後に抜け出され、GK鹿島彩莉が飛び出すも相手選手のドリブルと入れ替わるような接触で相手が転倒。相手選手が芝に足を滑らせて体勢を崩すのと、鹿島の足が接触するのとどちらが先だったかという微妙な場面だったが、主審の判定はノーファウルだった。
前半途中でFW土方麻椰を投入していた日本は、ハーフタイムの交代でMF大山愛笑とFW辻澤亜唯をピッチに。さらにMF松永未夢も後半16分に投入して反撃を模索した。しかし、ボール際の寄せが強い守備をベースに速攻に切れ味もある北朝鮮の牙城を崩すことはできず、このまま0-1で敗戦した。
この結果、北朝鮮はB組を1位通過となりU-20女子W杯への出場権も獲得し、日本は2位通過となった。日本はA組を3連勝で首位通過したオーストラリア、北朝鮮は2位通過ながら3試合で20得点した韓国と3月13日の準決勝で対戦する。
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