関西テレビ
生後1カ月の乳児に高温の物を押しつけてやけどを負わせた疑いで父親が逮捕されました。
また、女の子は急性硬膜下血腫で脳に障害が残り、いまも入院しています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、兵庫県加東市の22歳の男です。
男はおととし8月、当時住んでいた赤穂市の住宅で、生後1カ月だった次女の腕に、高温の物を押しつけて全治2週間のやけどを負わせた疑いが持たれています。
警察によると当時、この家族は4人暮らしで、やけどを負わせた疑いがある時間帯は、男と次女の2人きりだったということです。
警察の調べに対し「私はやっていません」と容疑を否認しています。
この事件は、おととし9月に母親から「ぐったりしている」と119番通報があり、次女の頭に急性硬膜下血腫などが見つかり、病院が虐待を疑う通報をしたことから発覚しました。
次女は脳に障害が残り、おととし9月から今まで寝たきりの状態が続いているということです。
警察は、次女が脳に障害を負った経緯も詳しく調べる方針です。