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凱旋門賞へ再び!有馬記念で復活Vドウデュース オーナーが語った来年の「海外リベンジ計画」
再び、パリの地へ――。暮れのグランプリ初制覇を果たした友道調教師は「すごく期待して臨みました。これまで(自身)3着が最高でしたから、暮れの大一番を武豊騎手で勝てて、純粋にうれしい気持ちでいっぱいです」とドウデュースの勝利に感激。「今後は漠然ですが〝忘れた物〟を取りに行こうという話をしました。多分、フランスだと思います」と、昨年19着に沈んだ凱旋門賞へのリベンジ計画を明かした。
そして「秋は3戦目ですが、ようやくゴール前で声が出るような競馬でよかったです。前向きなところがある馬で、距離が持つかという不安の声も上がりましたが、武豊が乗ればうまく折り合いつけてくれて、馬が気分よく走ってくれますね」と鞍上との名コンビぶりをたたえた。
オーナーのキーファーズ代表・松島正昭氏も「さすが武くんというレースでしたよ。脚が腫れてすごいケガ(天皇賞・秋当日の脚部負傷)でしたからね。よく間に合わせてくれました。それを見ているからなおさら、という気持ちです」と競馬界の生ける伝説に最敬礼。「同期にイクイノックスという化け物がいて、どうにかもう一度勝ちたいという思いでやってきました。ここまで山あり谷ありでしたが、今日こうして勝てて本当によかったです。春はドバイへリベンジに行きたい」と今後のビジョンを明かした。
昨年は仏GⅡニエル賞こそ4着したものの、凱旋門賞は見せ場なく敗れ、今春のドバイターフも出走取消の憂き目に遭った。友道調教師、松島氏、〝世界のユタカ〟のチームで海外制覇を。一度はついえたかに見えた夢計画は、ライバル・イクイノックスからバトンを受け継ぐかのような復活走で再び動き出した。
東スポ競馬編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/252d397bc74af0ba72dce554dfee743433a31edd