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デーブ大久保の巨人取材NGで発覚した、次なる“出禁危機”の「大物解説者」
元西武、巨人捕手で引退後は“デーブ大久保”の愛称でタレント活動もしていた野球評論家の大久保博元氏(57)が窮地に陥っている。事情を知る球界関係者は言う。
「今のところデーブ氏は、古巣の巨人から現場取材を控えるよう通達されています。今年2月の春季キャンプも宮崎・サンマリンスタジアムを訪れていましたが、いつまで経ってもグラウンドに入らない。要は“取材NG”措置になっていたので正式な訪問ができなかったというのです。
その理由は、以前、レギュラー出演していたCS放送の番組や自身のYouTubeチャンネルで、巨人軍の一、二軍の入れ替え事情やチームの内情を暴露する発言があり、一度、球団から非公式に厳重注意を受けていたからだそうです。
ところがサービス精神旺盛で懲りないデーブ氏はまた同じことを自分のYouTubeチャンネルで発言してしまったことを球団側が見逃さず、これ幸いと出禁措置を取ったというのです」
昨年は1年間、原辰徳前監督(65)に呼ばれて一軍打撃チーフコーチに就任した大久保氏だが、それ以前は楽天監督、打撃コーチ時代を除き長年メディアでの活動が長かった。
「長きにわたり出演している『プロ野球ニュース』やスポーツ紙の評論家活動も最近は控え目です。巨人から“取材NG”措置が解かれないうちに起用すれば、球団側から何か言われかねないので、メディア側は仕事の依頼をしづらいのかもしれません。そのため、実質的にYouTube活動と東京・新橋の居酒屋経営に専念することになりそうです」(前出・球界関係者)
巨人から干された一因には阿部慎之助新監督(44)の意向も加味されていると噂されている。
「何でも現場に来ては仕入れた話を忖度なしにYouTubeチャンネルで話すことを阿部新監督は快く思っていなかったようです」(前出・球界関係者)
大久保氏本人は3月1日に配信された「デイリー新潮」の記事で、キャンプ取材の際、グラウンドに入れてもらえなかったことを認めるも、「YouTuberは入っては行けないルールがあったから」と語り、球団との確執が原因ではないと話していたが……。
大久保氏の次に“出禁”が言い渡される危険性が高いのは誰なのか。
「出禁危機になっているのは横浜、日本ハムOBの高木豊氏です。デーブ氏より暴露ネタはやや少ないが現場に来ずに憶測で話す内容が多すぎる。そのため各球団の首脳陣、選手からは裏で煙たがられています。態度を改めないと今シーズン中にYouTubeにうるさい巨人、阪神あたりから弾かれてる可能性は高いでしょうね」(前出・球界関係者)
新時代の評論を良しとしないのはYouTubeのせいか、あるいは球界の漫然とした体質が変わらないからなのか……。