中日・田中幹也「同期の村松と福永さんは1年目から結果を出した。負けたくない」

結果
村松　98試合　.207 1 20 ops.492
福永　97試合　.241 2 15 ops.612

中日・田中幹也、即スタメンで2つの併殺完成　同期に負けられない「上回るために必死にやってきます」

◇８日　オープン戦　広島０―４中日（マツダ）

　ガッツマンの田中幹也内野手（２３）がそつのない守りで投手を助けた。背番号２が１軍に合流し即スタメン出場。二塁を守り２つの併殺に絡んだ。

　「厳しいかなと思いましたけど、捕ってから早く投げられました」と振り返ったのは５回無死一塁の場面。田島のスプリットを堂林が振る。ボテボテの打球に三塁カリステが反応し、二塁へ送球してまず１アウト。田中が素早く一塁へ転送して２つ目のアウトを奪った。

　昨季オープン戦で一塁帰塁の際に右肩を脱臼して手術。ルーキーイヤーは１軍で出場できなかった。持ち味を「粘り強さと、相手が嫌がるプレー」だと自分に言い聞かせる。今春キャンプを２軍で過ごし、２月下旬の本拠地練習でいったん１軍参加。２軍教育リーグに出場し、満を持して１軍に上がってきた。

　昨季ドラ６で亜大から入団。同期に負けられない。「村松（明大）、福永さん（専大から日本新薬）も結果を出しています。試合に出ている人を上回るために必死にやってきます」。プレーの俊敏さ、試合の流れを読む力は立浪監督も高評価している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87070b2be07a116127bd7420d57b738f2607cd56