2023年7月、名古屋市緑区の交差点で当時6歳の女の子と一緒に散歩中だったポメラニアンが車にはねられて死んだ事故では、運転していた91歳の男性が、現場から立ち去り、道路交通法違反の容疑で書類送検されていました。
警察の調べに対して男性は「当日の記憶はありませんが、事故を起こしたのは私で間違いありません」と話していました。
その後、名古屋区検は男性について、赤信号を見落として交差点に進入した道路交通法違反の罪で略式起訴し、名古屋簡裁が2月28日付で罰金9000円の略式命令を出しました。
名古屋地検は男性が事故を届け出なかったことについては、不起訴処分としていて、理由は明らかにしていません。