韓国のネット上では懸念の声が上がっている。
記事は選手村について「炭素の排出を最大限減らすため、建物には木材などのバイオ素材が積極的に使われた。
地熱や太陽光などの再生可能エネルギーも電気の供給源として活用される」
「室内にはエアコンを設置せず、建物間の空気循環を促進する配置と建物の大きさを多様化することで自然冷却させる。
これで猛暑でも室内の温度を外より6度ほど低く保つ計画だ」「寝室には東京五輪で使われ話題になった段ボールベットが使われる。
組織委員会は東京五輪のマットレス供給会社エアウィーヴと契約を結び、より丈夫で組み立てやすく進化させた」
などと説明している。
選手村を訪れたマクロン大統領は「世紀の冒険」と評価し、
「みなさんは予算に合わせて計画どおりに、社会・環境的に模範を示しつつ作業をやり遂げた」と称賛したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは
「外が36度だったら室内は30度?水泳選手たちがうらやましがられるだろうね」
「日本が段ボールベッドを公開したとき選手を含め世界中が一斉に批判したのに…。フランスがまねするとは」
「いくら安くても段ボールベッドは良くない。選手にとって睡眠は大切だ」
「選手たちは最高のコンディションを保たなければならないのに。
エコだなんだと言って、結局は選手たちを実験に利用しているだけ」
「コンディション管理にエアコンは必須だよ」
「環境を言い訳に費用を節約してはならない」
「これを見ると、1988年ソウル五輪の選手村は宮殿だったんだな」
などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)