【ソウルからヨボセヨ】韓国で「シルバー川柳」が大ウケ 高齢化社会の世相 日本に共感

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【ソウルからヨボセヨ】韓国で「シルバー川柳」が大ウケ 高齢化社会の世相 日本に共感

1: ばーど ★ 2024/03/02(土) 09:06:40.95 ID:ViGObk96
高齢者の日常をユーモラスに伝える日本の〝シルバー川柳〟が韓国語で翻訳出版され大ヒットしている。俳句と同じく五七五の17文字で詠む川柳自体の翻訳本は韓国では初めてだが、発売1カ月ですでに3万部という〝ベストセラー〟になっている。

翻訳本のタイトルは日本での人気作品をそのまま使った『恋かなと思っていたら不整脈』(イ・ジス訳、フォレストブックス社)。翻訳では字数は関係なく、大きな活字で90句ほどが作者の名前、年齢、職業などとともに紹介されている。ヒットの背景は韓国でも急速に進みつつある社会の高齢化とみていいが、年寄りをめぐる日本の世相に韓国の読者も共感しているようだ。

合わせてもう1冊。友人の金照雄氏から「日本人の辞世の和歌や俳句を韓国語に翻訳した」といって新著『日本人の死に方』(時事日本語社)が送られてきた。彼は在日韓国人出身で韓国における日本語教育の専門家で知られる。徳川家康、松尾芭蕉、大石内蔵助、吉田松陰らから三島由紀夫に至るまで、歴史上の人物が死に際して遺(のこ)した言葉を韓国語に訳し、その人物像や時代背景などとともに紹介している。

韓国人も高齢化でこれから「死に方」に関心が広がるに違いない。先見の明? こちらも売れ行きを期待したい。(黒田勝弘)

産経新聞 2024/3/2 07:00
https://www.sankei.com/article/20240302-H3UI5NSXCVNXHMROWK4M5NXWRM/


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