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「怒とうの1週間だった」なでしこJ清水梨紗 運命の一戦を制し日本女子サッカーの“未来”を語る
2月24日に行われたアウェー戦では、0-0のドロー。北朝鮮での開催が直前でサウジアラビアに変更され、「開催地がどこになるか決まるのもすごく遅かったですし、怒とうの1週間だった」と振り返りました。
国立競技場で行われた28日の第2戦では、負ければパリ五輪の道が閉ざされる大一番。1点リードして迎えた後半32分には右サイドを攻める清水選手が、相手の股を抜いて大事な2点目をアシスト。2-1で接戦を制した、なでしこジャパンは2大会連続の出場が決定しました。
なでしこジャパンは2011年にワールドカップ制覇で一大旋風を巻き起こし、翌年ロンドン五輪では銀メダルを獲得。しかし、2016年にはリオ五輪出場を逃すなど、女子サッカーの発展のためには負けられない一戦でした。
清水選手は「本当にいろんな未来のためにって言葉があると思うんですけど、それは女子サッカーを盛り上げることだったりとか、女子サッカーをやりたいと思ってくれる若い子たちが増えるだとか、いろんな思いを持ってみんな発信している。まず、なでしこジャパンがどう世界で戦っていくのかがすごく大事になってくると思うので、自分たちの成長が女子サッカーにもつながってくると思う。相乗効果みたいなのができればいいなと思っています」と思いを語りました。
決戦翌日には、所属のウェストハム・ユナイテッドFCに向けて出発。約半年後に迫るパリ五輪へ、「金メダル目指してチーム全員で頑張っていきたいなと思いますし、そこに向けてメンバー争いも激しくなってくると思うので、自分自身もそこに食い込んでいけるようにチームの活動も頑張っていけたらなと思います」と力を込めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4fc1737435045172408a0cfd59c35dea472309b