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突然の“脱糞”騒動で阿鼻叫喚…韓国の華やかな音楽イベントが地獄と化したトラブルとは
だが最近、ある授賞式で目を疑うような事件が発生したことをご存じだろうか。
地獄となったのは、2月17、18日の2日間にかけて「2024 Hanteo Music Awards」だ。このイベントは、世界唯一のリアルタイム音楽チャートであり、韓国“初”の音楽チャートとして知られる「Hanteo Global」主催のK-POPフェスティバルで、2023年に「最も影響力」を与えたK-POPアーティストやアルバム、楽曲などに、さまざまな賞が与えられる。
東方神起のチャンミンがMCを務め、ZEROBASEONE、ATEEZ、aespa、NCT DREAMなど、人気K-POPアーティストが多数出演することで、大きな注目を集めた。
まさかの“脱糞”
事件は2日目、スタンディング席のファンが、アーティストを少しでも近くで見ようとステージ前方に殺到し、密集地帯が発生したことが発端となった。これには雑踏事故が起きる恐れもあったことから、アーティストが「危険だから後ろに下がって」と呼びかけたほどだ。
しかし、本イベントで起きたトンデモ事件はここからだった。身動きが取れない密集地帯が形成されたことで、トイレに行けず、その場で“脱糞”してしまった観客がいたという。
実際、この時にひり出された大便が靴やバッグに付着したという証言も多数出ている。また、狭い空間だったため多くの人に臭いが届き、まさに阿鼻叫喚となってしまったのだ。
イベント後には、当事者と名乗る人物が「私のせいでたくさんの人につらい思いをさせてしまった」「衣服を汚してしまった方がいらっしゃったらクリーニング代をお送りする」といった内容の謝罪文をSNSに掲載している。
ただ、この脱糞騒動はSNSなどで拡散されている情報のみで、イベント側はなんらコメントを発表していない。
とはいえ、イベント中にファンが撮影していた映像には、多くのアーティストが当惑している様子が映っており、脱糞ではなくとも尋常ではない状況だったことは間違いないだろう。
「愛は盲目」という言葉があるが、多くの人が集まるイベントだっただけに、周囲への配慮も必要ということを再認識できる出来事だろう。
(文=サーチコリアニュース編集部K)