産経新聞
東京都江東区内の同じマンションや周辺で昨年、放火事件が相次ぎ、警視庁捜査1課が今年1月に逮捕した男は、現場マンションの住み込み管理人で地元消防団にも所属していた。事件後は捜査に協力的な姿勢を見せていたものの、逮捕後は態度を一変させ「なんでやったかわからない」と供述。別の放火事件については容疑を否認し、動機は依然判然としない。マンション住民や消防関係者に困惑が広がっている。
1月24日に現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、当時マンションの住み込み管理人だった柿本隆浩容疑者(34)。昨年10月6日未明、江東区亀戸のマンションで、60代男性が住む居室に放火し、壁などを焼損させた疑いがもたれている。けが人はなかった。