大空幸星
Z世代の論客として知られるNPO代表の大空幸星さん(25)が25日、読売テレビのバラエティー番組「そこまで言って委員会NP」に出演。性的同意をめぐる議論で、中高年の共演者に痛烈な一撃を見舞った。
番組内ではタレント松本人志(60)やサッカー伊東純也(30)の性加害疑惑をめぐる話題から、性行為の前に相手の意思を確認することについて議論が発展。元大阪市長の橋下徹さん(54)が、酒に酔った状態での性的同意に潜むリスクについて「今の大学生はあんまり認識していない」と問題提起した。
これに医師の丸田佳奈さん(42)が「そうすると恋愛を楽しめないですよ」と異論を唱えた。政治評論家の竹田恒泰さん(48)も「本当に嫌なのか、実は期待しているのか、見分け方は」と述べて議論は紛糾。元官僚の山口真由さん(41)は、米国では事前にタブレット端末に同意を登録する事例を紹介した。
ここで大空さんが「日本でもアプリありますよ」と指摘。「こういう議論をおじさん、おばさんたちがしている間にも、冷静に自分の周りの関係くらい築けると、ちゃんと考えている人はいる。犯罪はダメだけれど、多少の失敗を許容するような空気感も必要」とまとめた。Z世代の正論に、山口さんは手を叩いて苦笑いした。
大空さんは昨年も同番組で、元AKB48の大島麻衣(36)が「男性がおごらないのはデートと認めない」と持論を展開した際に「35歳の人に『女の子なので』と言われても、おばさんが…」と一蹴。ネット上では「火の玉ストレート」「オーバーキル」などと話題となっていた。