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山形県内の学校給食で「ソフト麺」が終了…涙する子供も
https://news.yahoo.co.jp/articles/900b024c0dfccf45be6228f7dcf2217fcde4f408
学校給食でおなじみの「ソフト麺」。山形県内の学校給食での提供が今年度で終了することになり、きょう、山形県天童市の小学校では、最後の“ソフト麺給食”が行われました。
【写真を見る】「さびしくてショック…」学校給食の「ソフト麺」 山形県内では今年度で提供終了に 涙の児童も
山形県天童市立高擶小学校です。
きょうの給食の目玉は…ソフト麺を使用したカレーうどん。
ハサミで慎重に半分にする子もいれば…いっぺんに全部入れてしまう児童も。
食べるのだって、大胆です!
児童「めっちゃおいしい」
児童「うまいです」
見た目は細いうどんのようなソフト麺。
どんなスープやソースにも馴染んじゃいます。
高擶小学校ではミートソースなど8種類ほどのメニューで提供されてきました。
報告・矢野秀樹「ソフト麺、残っているものを争った思い出ありませんか。きょうは事前にじゃんけんで既に決めているそうです。昔と変わらないですね」
思い出いっぱいなのは、児童だけではありません。
先生「気持ちをこめて作ってくれていることを、大人になるとより感じておいしくたべられているのかな」
鈴木製麺・飛塚裕司さん「ソフト麺の思い出を忘れずにいてください」
きょうの給食に招かれた鈴木製麺の飛塚さん。
半世紀以上に渡り、山形県内16市町村に毎日およそ8000食のソフト麺を提供してきました。
しかし、原材料の高騰と少子化などの影響で、今年度いっぱいでソフト麺の製造を終了します。
きょうはこれまでの感謝の気持ちを込めて、児童たちからメダルと感謝状が贈られました。
先生「きのうメッセージ書いていたんだけど、泣きながら書いている子が何人かいた」
6年間で、感謝と思いやりの気持ちを育んできた児童たち。
児童「すごくさびしくてショックだけど、この味をちゃんと覚えて、大人になっても忘れないようにしたい」
ソフト麺の味はぬくもりある思い出とともに、これからも語り継がれていきそうです。