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佐々木麟太郎“推薦入試”の是非…安住紳一郎も推薦・AO入学に「わだかまり」告白の過去「自分と一緒ではない」
日本では難関試験を突破して入学する形が一般的なだけに、AO入試や指定校推薦はまだまだ色眼鏡で見られがちだ。ネット上でも、佐々木の“推薦入試”についての議論が沸騰している。
《佐々木麟太郎スタンフォードってスゲェな スポーツ推薦的な要素大きいだろうけど卒業までしてプロ入りしたら経歴化け物になる》
《佐々木麟太郎さんのスタンフォード大進学、純粋にすごいと思う。どうせスポーツ推薦でしょみたいなやっかみが多いのが日本だね。。》
学科試験がないとはいえ、トップ校入学は至難の業で、スタンフォード大の合格率は約5%と言われている。SNSでは、佐々木への称賛が広がるいっぽうで、
《なんかアメリカの名門でもこんなスポーツ推薦あるとか萎えるよ》
と“否定派”の意見も見られるーー。
かつて「推薦入学を許していない」と発言したTBSの安住紳一郎アナウンサーは、2024年度大学入学共通テスト2日めの1月14日、再びこのテーマに触れている。
安住アナのこの言葉を励みに、子供に一般試験を受けさせているという親のメッセージを読み上げた安住は、「(自身の発言が)最近1人歩きしましてね」と釈明しつつも、「指定校推薦で進学されたみなさんと、AO入試で進学されたみなさんに対しての気持ちは少しわだかまりがある」と主張。
「指定校やAOのみなさんがそれぞれの努力をしたということは私も知っていますけれども、私自身の心の中では自分と一緒ではないというふうな気持ちはあって。そして、社会に出てから私は、1人1人自分と同じ仕事をする人にあなたは中学生・高校生のときにどういう受験生活を送ってきたかをリスニングし、そしてそれなりに対応しています」と続けた。
さらに、「今ここで、一般受験で苦しんでいる諸君がいるならば、社会に出たときにちゃんと一般受験の門をくぐってきた先輩たちが、そういう指定推薦組には若干の意地悪をしているからおおいに今日頑張ってほしい!」と、試験に挑む受験生にエールを送っている。
いっぽうの佐々木は、2026年以降にMLB、もしくはNPBに指名される可能性がある。仮に卒業前にプロになったとしてもオフシーズンに大学の単位は取得可能で、佐々木は、「最終的に卒業したい」と2月21日配信の「デイリースポーツ」のインタビューに答えている。いずれにせよ、いまだ日本人の歩んでいない道を佐々木には切り開いてほしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/126b8f4b969de6296976cf06930254104068622c