同社のゲーム事業は「G&NS(ゲーム&ネットワークサービス)」と呼称されており、コンソール機「PlayStation 5」シリーズのハードウェアやソフトウェア販売、関連ネットワークサービスの運営を展開している。同事業での同四半期の売上高はサードパーティーのソフトウェアの好調や為替の影響などにより、16%増(前年同期比、以降同)の1兆444億円と大幅増収を記録したことが分かった。一方の営業利益については、PlayStation 5のプロモーションなどによるハードウェアの損益悪化により861億円となり、301億円の大幅減益を記録した。
事業の中核となる現行コンソール機「PlayStation 5」シリーズの現況についても報告しており、同四半期中の販売台数は820万台にのぼり、四半期ベースで過去最高を達成。累計販売台数も5000万台を突破したことが明らかになった。年間ベースでは販売目標の2,500万台には及ばないとの予測を立てており、年度内の販売台数は「2,100万台前後」と見込んでいる。