あわせて読みたい
【韓国】 河東郡守ユン氏:米国スタバ本社で直接交渉、プレミアム級抹茶の輸出成功…日本抹茶の秘宝・石臼を入手し製造
[インタビュー]慶尚南道河東郡ユン・サンギ郡守
■放送:慶南CBS「時事フォーカス慶南」(昌原FM 106.9MHz、晋州 94.1MHz)
■制作:ユン・スンフンPD、イ・ユンサンアナウンサー
■進行:キム・ヒョヨン記者(慶南CBS報道局長)
■対談:ユン・サンギ郡守 (慶南河東郡)
・河東緑茶の在庫解消のために始め
・日本抹茶の秘法、石臼を辛うじて入手
・プレミアム級抹茶製造、米国スターバックス納品
・5年間、一度もクレームない
・納品追加要求、生産量が足りないくらい
・スターバックス本社の入口で門前払いされたことも
◇キム・ヒョヨン> 米国スターバックス本社を相手にマーケティングを行い、米国のスターバックスに抹茶を納品した方です。農水特産物の輸出を画期的に高めた方。ユン・サンギ河東郡守がスタジオに来られました。郡長さん,、お元気ですか。
◆ユン・サンギ>はい、おはようございます。
◇キム・ヒョヨン>任期は早くも3年経ちました。再選なので7年間郡政を率いたが、農産物の輸出で頭角を現わしました。
◆ユン・サンギ> 本当に感慨深いです。一番私の思いが強いのは、私たちの農産物を外国に輸出することです。約6-7年間で1億6千万ドルほど輸出されました。内需販売は約1,400億ウォンくらいでした。昔は緑茶などの農産物を生産したら、販路がなくてすごく大変だったんですが、これで解決できるじゃないですか。先日には私たちのカボチャを栽培して、日本側に6~7年間継続輸出していますが、最近だと、日本に河東カボチャを最高で去年1kg当たり700ウォンくらいだったのが、今年は800ウォンに引き上げて出荷しました。本当にやり甲斐がある。農民が栽培して、苦労して生産した農産物を、輸出市場や内需を通じて開拓してくれて、活路を開いてくれるから、これほど良いことはないです」
◇キム・ヒョヨン>最も代表的なのがスターバックス納品ですね。米国のスターバックスには、日本の抹茶が入るのではなく、河東の緑茶が納入されます。それもまた直接開拓したんですか?
◆ユン・サンギ>はい。河東でいつも問題になるのが、毎年緑茶の在庫がたまることです。それで、4年前から輸出をし始めてからは茶の在庫がなくなりました。また、輸出市場の価格も、抹茶をプレミアム級にし生産して輸出するので、価格帯がとても高いんです。安く売ることはないです。
◇キム・ヒョヨン>抹茶を作る技術や装備がなかったのでは?
◆ユン・サンギ>そうです。日本の京都の傍にある宇治地方で見られる日本の宇治茶が抹茶として世界最高なんですよ。その最高を作る秘訣を知りたくて、行ってみたら石臼だったということです。石臼は世界で一番かたい石で作ったんですが、それが日本でのみ生産されるんです、その石が。だから、そういった石を用いて石臼を作るために、石臼1台で3千5百万ウォンもします。
◇キム・ヒョヨン>売ることはあるんですか?外国に?
◆ユン・サンギ>売らないでしょう。特に、韓国にはその人たちが売ろうとしないので。私が人脈を通じて、京都に野村美術館館長が私と10年くらい親交があるんです。その方を通じて石臼を買って持ってきたので、現在、河東郡では石臼を50台保有しています。プレミアム級の生産ができる。
◇キム・ヒョヨン> 50台も?
◆ユン・サンギ> でも、私たちが一番悩んでいることは、抹茶を生産して無菌状態にした上で送らないといけないんですが、この殺菌機械が日本にしかないんです。世界中で。これを私が38億をかけて日本から買ってきて。大韓民国の無菌機を持つ郡は河東郡だけです。私がこれも注文して、生産するのに1年以上かかって。努力を沢山しなければなりません。黙って座っていたら、うまくいくことは一つもありません。
ソース ノーカットニュース(韓国語)から抜粋
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=079&aid=0003525268