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岡田武史氏 カズと「実は今、まあまあ連絡とったりしてる」 98年フランス大会落選の真相
【写真】97年11月、イランを破り悲願のW杯出場を決めて岡田武史監督を中心に歓喜の日本代表
会見で「外れるのはカズ、三浦カズ」と苦渋の表情をにじませた岡田監督。衝撃の発表に、日本中が騒然となった。「俺も(当時)41歳でいろんな状況を想定するわけ。0-1で勝ってる負けてるとか、誰が退場したり…とかその想定の中で一番出て来る回数が少なかったのがあの3人だったっていうだけで」と回想。
「(3人は)スタメンではなかったんで、交代で勝ってて出すんなら…負けてる時なら背の高い呂比須とかそういうのを出そうとか、それだけだった」と当時の選択を語った。
一方、自身が2度目の指揮となった2009年W杯南アフリカ大会では「2年間代表を外していた川口能活を呼び戻したんですよ。チームキャプテンやってくれって。23人いても、決勝まで行っても1試合も出ないのが必ず1人、2人いる。そういうところに、どういうのを置くかって考える経験があった。川口能活が残り組の練習を一生懸命やったら、若い奴は文句言えない。水とかボールかたづけてくれたり。最後はまとめてミーティングしてくれたりしたんです」と、かつての経験からフォロー役を置き、代表は結果的に初の決勝トーナメントに進出した。
「41歳の時はそんなのわからなかった。力だけで23人選んでしまった。僕は私利私欲なく、チームが勝つためしか考えてなかったし、逃げも隠れもしないけれど。カズもわかってくれていたみたいで。実は、今はまあまあ連絡とったりしてるんですけどね」と明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d87f3db5fb08979da317db7875049a1e763d6bc