エムバペ、パリSGへ今季終了後の退団を伝える　契約満了も１年間の延長条項で売却金発生へ

　フランス代表FWキリアン・エムバペ（25）が、今シーズン限りでパリ・サンジェルマンを退団する意向を伝えた。今季でクラブとの契約が満了し、レアル・マドリードへの移籍がうわさされている。英BBCなど欧州メディアが現地15日（日本時間16日）に報じている。

　エムバペは昨年夏にパリSGとの間で移籍を巡って対立。一時はトップチームのメンバーから外され、クラブのプレシーズンのアジアツアーにも参加しなかった。しかし、最終的にはエムバペが退団してもクラブに損失が出ないよう両者は合意。今季終了後の退団は避けられない状況にあるが、契約上、1年間の延長条項が盛り込まれているという。そのため退団する場合は、移籍金を伴う売却か、選手側の金銭的な犠牲が伴うと見られている。

　パリSGは若手中心のチーム作りを目指し、昨シーズン終了後にメッシやネイマールが退団。銀河系軍団からの脱却を目指す中で、エムバペの退団は水面下で決まっていた。

　エムバペの今季年俸は、パリSGにあっても破格の7200万ユーロ（約100億800万円）という。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ece3930981097a15e522f3f7b911a81a95ac6c5d