あわせて読みたい
【悲報】イガンイン、ソンフンミンの顔を殴る暴挙に・・・
そして夕方の時間。選手たちがシャワーを終えて1人2人と食堂に集まった。コーチングスタッフも同様の時間に来た。ただしイ・ガンインらの姿は見えなかった。
その時刻、イ・ガンイン、ソル・ヨンウ、チョン・ウヨンらは「プレイルーム」で卓球をしていた。プレイルームは食堂のすぐ隣にある休憩スペース。卓球台などが置かれている。
選手らとコーチ陣が夕食を食べている間、プレイルームに歓声が広がった。「わー」、「あー」、「おー」という歓声が聞こえた。長い時間、汗を流して卓球ラケットを振り回した。
ある古参選手が我慢できず、彼らを呼んだ。ソン・フンミンが出た。「現地訓練に来たのか?試合に集中しろ」と叱ったと伝えられた。
するとイ・ガンインは不満を表わした。「夕方に卓球をするのは間違っていないのではないか」と反論した。もちろん、卓球は問題ではない。時間と場所が問題だった。
ソン・フンミンがイ・ガンインの首筋を握った。イ・ガンインが反撃した。ソン・フンミンに向かって拳を飛ばした。ソン・フンミンは避けられない。顔にそのまま当たった。
レストランは阿修羅場になった。選手たちが絡み合い、警護員が乗り出した。その過程でソン・フンミンの指が服にかかって「?」の字に折れた。その時脱臼が起きた。
ソン・フンミンは怒りを沈め、イ・ガンインに「明日の試合に集中しよう」と手を差し出した。イ・ガンインも「ごめんなさい」と謝罪したと伝えられる。
それで一段落したのだろうか? 古参選手たちはイ・ガンインの行動をとても容認できなかった。選手たちはイ・ガンインの突発行動にうんざりしていた。
「イ・ガンインを外してほしい」
一部の選手がクリンスマンのもとへ向かった。準決勝当日だった。「イ・ガンインを先発から外してほしい」と要求した。チームワークを構築することが先決だと判断した。
クリンスマンは選手団の問題や悩みを無視した。「イ・ガンインは私が使わなければならない選手だ」として先発に送り出した。