フランス1部スタッド・ランスのジャンピエール・カイヨ会長が、1月31日に「デイリー新潮」で性加害疑惑を報じられ、事実関係で争う姿勢を示している日本代表MF伊東純也に対する〝現時点〟での支持を表明した。
報道を受けて当時アジアカップに参戦していた日本代表からの離脱を余儀なくされた伊東はその後、チームに復帰。6日から所属クラブの練習に参加した。
ウィル・スティル監督は、敵地でのロリアン戦(日本時間11日午後11時キックオフ)での起用を示唆している。
その背景には、カイヨ会長の支持がありそうだ。
フランス紙「レキップ」によると、同会長は「伊東とは話をした。私は推定無罪にこだわっている。彼は『何も間違ったことはしていない』と主張しており、私には彼を信じない理由がない」。
疑惑が報じられただけの段階では、ごく当たり前の主張だ。その上で「正当であれ不当であれ告発された者は誰でもそうであるように、彼も(告発と)無関係ではいられない」と気遣った。
仮に伊東が〝クロ〟という結果となれば、Sランスも厳しい処分を下すだろうが、そうならないことを願っている状況だ。