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メッシ問題が大谷翔平に飛び火 韓国開幕戦不出場なら『スタジアムにキムチが飛び交う地獄絵図になる』
米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属する
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)を巡る騒動が、
思わぬところに飛び火する可能性が出てきた。
メッシは7日に行われたJ1神戸との親善試合で途中出場から約30分間プレーした。
しかし、直前の4日に行われた香港リーグ選抜戦(香港)は内転筋の違和感を理由に欠場したことから、
香港や中国で怒りが爆発。香港政府が異例の失望を表明し、チケット代の半額返金や、
3月に中国で予定されていたアルゼンチン代表戦が中止になるなど波紋が拡大し続けている。
そうした中で、他競技にもメッシ騒動の余波が広がりそうだ。PR会社関係者は
「同様のことが、大谷(翔平=ドジャース)選手の開幕戦が開催される韓国でも起きるのではないかと
不安を指摘する人もいます。韓国は以前にFWクリスチアーノ・ロナウド(アルナスル)の件で
すごい騒ぎになっていますし、大谷選手が出なかったら大変なことになる」と心配する。
メッシの欠場騒動は中国や香港だが、韓国でも2019年夏に〝大事件〟が発生した。
ロナウドが当時所属していたイタリア1部ユベントスの韓国ツアーを欠場。
これが韓国国民の怒りを買って社会問題となり、法廷闘争の末、観客に対してチケット代の
半額返金や賠償金の支払いを命じる判決が出た。
メッシやロナウドと並ぶスポーツ界のスーパースターである大谷が韓国・ソウルで
3月20、21日に今季の米大リーグ開幕戦に臨むが、右ヒジ手術明けで開幕シリーズへの出場は現段階で不透明。
直前にコンディション不良となる可能性も考えられる。韓国でも大谷は大人気だけに、
もし〝ドタキャン〟となればメッシ並みの大騒動になる懸念もある。悪夢再来とならないことを願うばかりだ。