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2月14日の天気 西からゆっくり雨雲接近 広く4月並みの気温 2月の高温記録も
今日14日(水)、バレンタインデーの天気は西からゆっくり下り坂へ。九州の早い所では昼頃から雨が降り出し、夜は中国、四国でも傘が必要な所がありそうです。全国的に春本番の暖かさで、2月としては記録的な高温となる所も。九州から関東は花粉対策を。多雪地はなだれに注意。
西から雨雲が接近 九州、中国、四国は傘を
今日14日(水)、天気は西からゆっくり下り坂へ向かいます。
昨日、日本付近を広く覆っていた高気圧が東へ移動し、西日本には湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。
沖縄は変わりやすい天気です。晴れ間も出ますが、所々でにわか雨があるでしょう。
九州の早い所では昼頃から雨が降り出します。夕方以降はあちらこちらで雨が降り、雷を伴って一時的に雨脚の強まる所もあるでしょう。
雨雲はだんだん東へ広がり、四国も夜は所々で雨が降りそうです。中国地方も夜は一部に雨雲がかかる可能性があります。朝、お出かけの際に晴れていても、念のため雨具をお持ちになるとよいでしょう。
近畿や東海は、午前中は広く晴れますが、昼頃から雲が増えてくるでしょう。きょういっぱいは雨が降ることはなさそうです。
関東甲信は昼過ぎにかけて晴れる見込みです。夕方以降は曇り空に変わるでしょう。
北陸や東北も昼頃にかけて日差しの届く所が多いですが、東北の日本海側では朝晩は所々に雨雲がかかりそうです。
北海道は午前中を中心に晴れるでしょう。夜は北部で雪の降る所がありそうです。
昨日よりさらに気温アップ 2月としては記録的高温も
最高気温は昨日よりさらに高くなる所が多いでしょう。
広く4月上旬並みから下旬並みと、春本番の暖かさです。2月としては記録的な高温となる所もあるでしょう。
沖縄は25℃前後の予想で、半袖の陽気です。
九州南部は20℃前後、九州北部や中国、四国は18℃前後で20℃を超える所もあるでしょう。日差しは少なくても寒さはなさそうです。
近畿や東海、関東甲信も18℃前後で、今年初めて20℃以上の所が出てきそうです。日差しの下では上着いらずの暖かさです。東京などスギ花粉が本格的に飛散開始となっている所があります。花粉症の方は対策を忘れないようにしてください。
北陸や東北は平年より10℃以上高い所が多く、20℃に迫る所も。
北海道は8℃前後の予想で、10℃を上回る所があるでしょう。
昨日は北海道を中心に2月の最高気温の記録を更新した所がありましたが、今日も2月の高温記録を更新する所が出てきそうです。
融雪災害に注意
暖かくなることで心配されるのが、融雪による災害です。積雪が多く残る所では、気温の上昇や雨により雪解けが進むことで、次の3つの災害が発生する恐れがあります。
①雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
②雪解けにより大量の水分が地面に浸み込むことで地盤が緩み、「土砂災害」が発生することがあります。山間部や急な傾斜地では、特に注意が必要です。
③雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。
このほか屋根からの落雪も多くなるため、屋根の上の雪下ろしや軒先で作業する際は注意が必要です。
「2月とは思えないほどの高温記録が続いていますが、それにしても過去最高の気温を更新するなんて驚きですね。地球温暖化の影響の一つなのかもしれません。今後の気候変動についても改めて考えさせられます。」
「この雨の中、外出を控えてゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。きっとおうちで本を読んだり、映画を観たりするのにぴったりの日ですね。まだまだ寒い日も続きますが、春の訪れを感じるような気温になってきました。季節の変わり目、体調にも気をつけながら過ごしましょう。」
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