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【韓国】やっぱり「反日」が有利?韓国大統領候補1、2位が福島第一原発処理水問題をめぐりバトル
2021年7月8日、韓国メディア・韓国日報によると、韓国次期大統領選挙の支持率調査で1、2位を争う李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事と尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長が、福島第一原発処理水の海洋放出問題をめぐり激しいバトルを繰り広げている。
記事によると、尹前総長は6日、福島第一原発処理水の海洋放出について「以前は大きく問題視されていなかった」とし、「政治的観点から見る問題でない」と発言した。
これに対し李知事は7日、自身のSNSで「汚染水の危険性を訴える人は政治的目的で主張している、という意味に解釈できる」「日本の極右勢力の主張やそれを代弁する日本政府の論理と同じ」「日本政府には批判ひとつできないのに、韓国国民の大多数の主張を政治的発言に仕立て上げてはならない」などと批判。その上で「尹前総長は立場を明確にし、国民の審判を受けるべきだ」と求めたという。
尹前総長に対する李知事の攻撃は最近激しさを増しており、特に日本関連の発言には敏感に反応しているという。記事は「尹前総長に『親日』のイメージを付け、大統領選を有利に進めたい考えではないか」と分析している。
これに韓国のネットユーザーからは「処理水問題に関しては李知事が正しい」「尹前総長の今回の発言はひど過ぎた」「問題ないと言うなら、尹前総長が福島の魚を食べてみせて」「そんな感覚を持った尹前総長が本当に国益を守れるのか」「日本の首相を選ぶ選挙なら尹前総長は理想的な人物だ」など李知事を支持する声が数多く寄せられている。
一方、一部では「不利になったら『親日』に仕立て上げる。この作戦にはもう飽き飽き」「親日も嫌だけど親北よりはまし」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
RecordChina
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