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日本カーリング選手権 無念…ロコ・ソラーレ、勝っても2次リーグ敗退 3連覇ならず 藤沢五月「日本全体のレベルが上がっている」
女子で18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが3連覇を逃す波乱が起きた。
2次リーグでフォルティウスとの試合中、他の試合で中部電力と北海道銀行が勝利したため、準決勝に進めないことが確定した。優勝チームが得られる世界選手権(3月、カナダ)の切符も逃した。
1次リーグは4戦全勝だったが、前日(1日)の2次リーグでSC軽井沢ク、中部電力に連敗。スキップ藤沢五月が「私たちの強みは崖っ縁からはい上がることなので、どうなろうとも全員で戦い切ることが一番の目標」と気合を入れ、フォルティウス戦に臨んでいた。
ロコは有利な後攻の第2エンド(E)に2点スチールを許す苦しい立ち上がり。第3Eに2点取り返して同点としたが、第4Eにまた2点取られ、3―4で前半を折り返した。
“もぐもぐタイム”で栄養補給して迎えた第6Eに1点スチールして同点に。第7Eも1点スチールして5―4と逆転に成功した。第8、9Eに連続スチールされて5―6で迎えた最終第10エンド中に、他の2試合が終わった。この試合は逆転で勝ち切った。
フォルティウスに勝利して中部電力、SC軽井沢クと3勝2敗で並んでも、当該チーム間の勝敗が0勝2敗のため、敗退が決まった。藤沢は「結果的に2次リーグを突破できず悔しい。もっと試合をしたかったけど、それ以上に課題をもらえた。多くのチームが切磋琢磨して日本全体のレベルが上がっていると実感した。まだまだ私たちも頑張らないといけない。いろんな思いもある充実した大会だった」と振り返った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/414a64d9e2f490368494e6b1f9411d37c8fac589
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