「海猿」などの作品で知られる漫画家・佐藤秀峰氏が、俳優伊藤英明(48)の対応に恐縮するとともに、ある疑問を投げかけた。
佐藤氏は2日、23年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの訃報を受けてnoteを更新。自分ではない自称・原作者の存在など実写「海猿」シリーズの裏側にあったトラブルを振り返り、「プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると『原作者? しゃべんなきゃダメ!?』と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました」と撮影現場での出来事を暴露した。
「海猿」で主演を務めた伊藤は「記事を読みました」とインスタグラムで佐藤氏の投稿に触れて、「『海猿』は僕にとって一生の財産です」「約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています」などと作品への思いを明かしていた。
佐藤氏は10日、再びnoteを更新。「伊藤さんの大人な対応に、自分の未熟さを恥じ入るばかりです」と恐縮しきりだった。その一方で、伊藤がインスタグラムで披露していた「佐藤先生に頂いた原画」に違和感を覚えたようだ。原画に書かれたサインには「2005.夏」とあるが、佐藤氏は「僕が撮影現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)の一度きりです。2005年に伊藤さんが会ったという『佐藤先生』とは、一体誰だったのでしょうか」と疑問を投げかけた。