あわせて読みたい
【先端恐怖症】接種シーン怖い」注射嫌いの大人たちが悲鳴 医師「先端恐怖症の可能性」指摘

https://dot.asahi.com/aera/2021070600013.html
大人でも、注射が怖い人は結構いる。だが、昨今は毎日、接種シーンを見せられる。先端恐怖症なら注射でパニック症状を起こすこともある。ちょっと考えて、と言いたい。AERA 2021年7月12日号から。
* * *
洋服の袖をまくり上げた腕がテレビ画面いっぱいに映し出される。その腕に注射器が近づくと、プスリと針が皮膚へ刺さる。
「まただ!」
高知県に住む30代の女性は、慌てて番組を変えた。
昨年12月にイギリスで新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されてから半年、日本でも接種が本格化した。テレビでは毎日のようにワクチン接種のニュースが取り上げられ、腕に注射針が刺される映像が大きく映し出されることも多い。この映像が不快だという声が出ている。
■皮膚に入る感覚がイヤ
「針が皮膚に刺さるシーンがすごく嫌で、目にいれたくありません。特に食事中は見たくない。食欲が失せてしまいます」
前出の女性がそう言えば、都内に住む40代の女性も訴える。
「注射のシーンが流れると、絶対に目をそらします。注射針が皮膚に入っていく感覚がイヤ。麻酔が怖くて歯医者にもここ10年行っていません」
SNSには「注射の映像を見るだけで怖い」という書き込みが散見され、テレビ局にもその声が寄せられる。BPO(放送倫理・番組向上機構)には「注射針を刺す映像が不快」という視聴者の意見が届く。
NHK広報局は、「ワクチン接種映像について、「おはよう日本」「ニュース7」「ニュースウオッチ9」などのニュース番組では、注射針を腕に刺すシーンはできる限り使用しないようにしています。また、アップの映像も、できる限り避けるようにしています」という。
大人になって注射が怖いとは、なかなか口に出せない。かくいう記者もその一人。注射の映像が流れると、必ず目をつぶる。記者の場合、過去に採血と歯医者の麻酔で脳貧血を起こした。いざワクチンを打つときに倒れないか、不安で仕方がない。
「不安・恐怖症には様々なものがあるのですが、注射が怖くて仕方がないというのは先端恐怖症の可能性があります」
そう話すのは、「こころとからだ横浜クリニック」の院長・安藤泰善さん。先端恐怖症は針などの尖ったものに対して、強い恐怖を抱く。ひどい場合だと注射の前後で、動悸、息切れ、呼吸苦、発汗などのパニック症状が起きることもある。
「恐怖症は脳の扁桃体の異常な活性化による病気で、過去のトラウマが契機になって発症することがあります。先端恐怖症も過去のトラウマ体験が背景にあるかもしれません」
安藤さんによれば、過去に注射でひどい痛みがあったり、歯の治療の注射時に押さえつけられたりしたような経験がトラウマとなり、体が恐怖を覚えてしまうことがあるのだという。
「また迷走神経反射が起きる場合もあります。迷走神経というのは副交感神経なのですが、痛みやストレスにより過剰に活性化してしまうことがあります。その結果、血圧や脈が下がり、脳に血液が十分にいかず倒れてしまうこともあります」
■かかりつけ医に相談を
先端恐怖症の人が注射の映像を見ることで、トラウマ記憶が刺激され、さらに恐怖が強くなる可能性はあると、安藤さんは指摘する。そのような人たちがワクチンを打つ場合、緊張を和らげる方法はあるのか。
「近隣の心療内科に相談するといいかもしれません。抗不安薬の頓服で対応可能なこともあります。薬を持っているだけで安心して、実際薬を飲む必要がなくなる人も多いです。またTFTという思考場療法や、一定の訓練が必要ですが自律訓練法というリラクセーション法も効果があるといわれています。どうしても痛みが怖い人は、針を刺す部位にキシロカインゼリーを塗ると痛みが軽減できるので、かかりつけの先生に相談してもいいかもしれません」
とはいえ、注射は好きになれない。映像だけでも控えてほしいが……。(編集部・大川恵実)
※AERA 2021年7月12日号
世の中バカに合わせる必要は無い
だって痛いもん
お前だけは絶対に許さない
献血行こう!
?
感性が豊かなんやで
ワクチンのアレを何とかして別の事にしたいだけなのが透けて見えてて逆にこういうの言い出すの辞めたほうがいいと思う
引用元:【先端恐怖症】接種シーン怖い」注射嫌いの大人たちが悲鳴 医師「先端恐怖症の可能性」指摘 [七波羅探題★]
URL:https://ift.tt/36zefEV