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「ポスト森保」に浮上する3人の名前… アジア杯で評価急落、自ら辞任の可能性も 後任候補に長谷川健太、鬼木達、山本昌邦
「ポスト森保」に浮上する3人の名前…アジア杯8強止まりで評価急落、自ら辞任の可能性も
カタールで開催されているアジア杯でイラクとイランに完敗した森保ジャパン。優勝候補の最右翼が8強止まりとあってネット上では森保一監督(55)の評価が急落。
「采配 まるで意味が分からない 森保解任」「欧州組をそろえてベスト8ってナニ?」「攻撃の戦術なし 擁護できない」と非難囂々である。
森保監督は「(高まる解任論は)真摯に受け止めたい。私自身できる限りのことはやっているつもり。(今後も)チームのため、選手のため、日本のためにやっていきたい」とコメント。
イラン戦を現地で観戦した日本サッカー協会(JFA)の田嶋会長も、イラン戦直後に「それ(解任)については考えていない」と話し、森保ジャパン路線の継続を明言した。
そもそも森保日本代表監督兼東京五輪代表監督の生みの親である田嶋会長が、率先して森保監督の首を切ることはあり得ない。
しかし、代表周辺では、3月21日と26日に開催予定の2026年W杯2次予選・北朝鮮との2連戦で1敗でもしたら生真面目な森保監督が「アジア杯で不甲斐ない戦いをした上に……責任を取って辞任する」と言い出しかねない、とみる向きもある。
「カタールでも後任候補についてアレコレ話題にのぼりましたが、3人に絞られました」とサッカー関係者がこう続ける。
「G大阪の監督時代に日本人初となる国内3冠を達成した長谷川健太・現名古屋監督(58)、Jリーグ優勝歴代最多の4回に加えて天皇杯、ルヴァン杯も制した鬼木達・現川崎監督(49)の2人が実績、経験値ともに日本人指導者の中では際立っており、ポスト森保の有力候補と言っていい。
もちろん現役のJ監督なのでシーズン中に強引に引き抜くことは難しい。そこでウルトラCというか、暫定政権として現JFAナショナルチーム・ダイレクターの山本昌邦さん(65)の名前が挙がっている。
96年アトランタ五輪の23歳以下代表のコーチ、02年日韓W杯の日本代表のコーチを務め、トルシエ監督からジーコ監督体制に代わった02年11月のアルゼンチン戦では、監督代行として実際に采配を振っている。正式な監督が決まるまでのつなぎとしては適任という声が、JFA内にはあるようです」
ポスト森保人事から目が離せない──。