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【韓国】「1936年に韓国という国はない」~孫基禎選手の記事に書き込まれた日本のコメント
▲ 6日午後、日本最大のポータルサイトであるYahoo! JAPANに掲載された東京スポーツの記事。記事は孫基禎選手の国籍議論と韓国のマスコミ報道をが盛り込まれている。同日午後8時現在、記事には360件のコメントが寄せられた。コメントの大部分は韓国を批判する内容である。
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日本ネチズンがマラソン金メダリストの孫基禎(そん・きてい)選手の国籍問題と関連して、「当然、日本人だ」という趣旨の反応を見せた。6日、日本のメディアである東京スポーツは、『新遺恨! ベルリン五輪金メダリスト “孫基禎” の “日本人扱い” に韓国怒りの一斉報道』というタイトルの記事を報道した。
これに先立って同日の午前、サイバー外交使節団パンク(VANK)はJOCのサイトが孫選手を日本人のように紹介したことを指摘する資料を出した。東京スポーツは、これを報道した韓国メディアに関する記事を出したのである。
孫選手の国籍表記議論と韓国メディアの報道を盛り込んだ該当の記事には、日本最大のポータルサイトであるYahoo! JAPANに360件のコメントが寄せられた。
これらのうち、大多数は孫選手が日本の選手という主張と同時に、韓国を非難する趣旨の内容が含まれている。
『そう思う』を最も得たコメントには、「韓国は中国の属国だった歴史には目を背ける」とし、「日本にだけ目くじらを立てるのは、筋違いも甚だしい」と批判した。
これに対してあるネチズンは該当のコメントに同調して、「ソ連が崩壊して独立した国々も、ソ連時代のものは旧ソ連として扱う」とし、「当時のIOCが(孫基禎の国籍を)日本国籍と認めた」と主張した。
また別のネチズンは、「1936年には韓国という国は存在していない」とし、「(孫選手が韓国に国籍を変えたのなら)事実に反する歴史歪曲だ」と述べた。
他にも、「抗議で時間と体力を浪費すればいい」、「当時、日本選手だったのなら日本の税金で出たはずだ。その金を返してから言え」、「JOCではなくIOCに抗議しろ」、「1910年に日本に併合されていなかった場合、オリンピックに参加することができたのかな」など、韓国の怒りを理解できないという反応を残した。
▲ 1936年のベルリンオリンピックで走る故・孫基禎選手。
一方、孫選手が日本人だという日本政府の主張は、昨年3月に東京オリンピックのメインスタジアム近くでオープンした、オリンピック博物館でも確認することができる。彼らは博物館内の『歴代日本人金メダリスト』コーナーで、孫選手を他の日本人選手とともに最上列に配置した。
パンクはこれに関連して、1年3か月前から要求に乗り出しているが、オリンピック博物館は現在まで全く是正していないことが分かった。
IOCは孫選手に関し、「彼は韓国人であり1936年のベルリンオリンピック当時、韓国は日帝の植民地時期であり、光復後に彼は1988年のソウルオリンピックの際、聖火リレーをした」と公式ホームページで紹介している。孫選手のベルリンオリンピック前後を密接に取材した米国の作家リチャード・マンデルは、彼の著書である『ナチスオリンピック(The Nazi Olympics)』で孫選手に「どこから来たの?」と尋ねると、彼は「朝鮮から来た」とし、当時としては投獄される覚悟をしなければできないような答えを躊躇しなかったと書いている。
朝鮮日報(韓国語)
https://www.chosun.com/international/japan/2021/07/06/XYRDEUESSFDDDKO5SVMHOUK6LY/?