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昨年、日本を震撼させた飲食店での“迷惑動画”撮影。訴訟や逮捕者まで発生する大騒動となり、もはや同様の事件は発生しないだろうと思われていたのだが、またも新たな事件が。
この度被害にあったのは、北海道・釧路市内のラーメン店「ラーメン山岡家」。男性が水の入ったピッチャーのフタをなめているような様子を収めた動画が、1月中旬にかけてSNS上で拡散されたのだ。SNS上では「ふたペロペロ男」として批判が殺到し、ラーメン山岡家は消毒などの対応に追われたという。
2月1日、ラーメン山岡家はチェーンの公式HPで《動画に関与した方より、担当エリアマネージャーに対して直接謝罪を頂いております。しかしながら当社はこの事案を重大なものと認識し、顧問弁護士との協議を経て、釧路警察署に被害届を提出いたしました》と報告。その後、2月3日に20歳の男が北海道警に威力業務妨害の疑いで逮捕された。
昨年には、回転寿司チェーン「スシロー」で醤油ボトルや未使用の湯呑みを舐め回して元の位置に戻したり、回転レーン上の寿司に唾液を擦りつけたりしていた少年に対し、同社が約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。その後、訴訟は取り下げられ和解に至ったものの、事件の影響で少年は通っていた高校を退学している。さらに、保護者の心労は途方もなかったようだ。事件直後、近隣の住民は本誌の取材に対し少年の母の憔悴ぶりをこのように明かしていた。
「お母さんはものすごくきれいな人だったんですが、それがこのひと月ほどで、げっそり痩せてしまって……。顔色も悪いし、やつれて別人のようになってしまって。もう憔悴してきってるのよ」
また、くら寿司で醤油さしを口に含むなどした動画が拡散された当時21歳の男性は、逮捕・起訴され、威力業務妨害などの罪で懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡されている。
これらの迷惑行為は、テレビなどでも取り上げられ非常に大きな話題となった。SNSで拡散された動画は半永久的に残り続けるうえ、逮捕や損害賠償の請求など代償も非常に大きい行為だ。にもかかわらず、またも同じような行為が繰り返されることにネットでは大きな衝撃が走っている。
《スシローペロペロ事件後にまた同じようなことをするとか、そんなに自滅したいの?》
《あれだけスシローのことで騒がれたのにまだいうことする人が居るのか・・・
学ばないというか、呆れるというか情けないですよね・・・》
《あれだけ大問題になったのに…》
《あれだけメディアが大々的に報じてても尚、こういう事するやついるんだね》
記事に対するコメント
「ネットでこのニュースを見た瞬間、頭が真っ白になりました。20歳の若者がこんな軽率な行動を取るなんて信じられないです。何が彼の頭に浮かんでいたのか本当に分かりません。彼がしっかり反省し、これから先真面目に生きていってほしいです。」
「一体何が彼をそんな行動に走らせたのでしょうか?若い世代の中には、一瞬のバズや注目を得るためなら命を捧げるような人がいるのかもしれません。社会の風潮や価値観が変わっていく中で、教育や指導が必要な時期なのかもしれませんね。ただただ驚きと絶望を感じるばかりです。」