オーラルフレイルの予防と回復

オーラルフレイルの予防と回復

オーラルフレイルの予防と回復

 お口の機能が達者なら全身も丈夫で居られるのです。

オーラルフレイル(お口の虚弱)はからだの疾患(生活習慣病)の入り口なのです。

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予防医療は3つのフェーズがあります。

1.病気を未然に防ぐ1次予防
2.病気の早期発見と早期治療の2次予防
3.病状の悪化や再発を防ぎ、リハビリによる回復を図る3次予防

不健康のドミノは口の不健康によって倒れて始めます。

お口の健康でたいせつなのは、先ず歯周病にならないこと。1次予防に相当します。

歯周病は歯を無くしてしまう原因の第1位です。(※1)

歯周病には歯肉炎と歯周炎がある。後者まで様態が悪化すると、歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう。そこで歯と歯ぐきの境目など小まめにブラッシングしたりフロスや歯間ブラシでプラークコントロールする。係りつけの歯科医を持つこともたいせつです。

更にフレイル(虚弱)の状態で止まっていれば、健康な状態に戻すことができます。(※2)

病気とまでは行かないけど、歯や歯の周りに何かしらの違和感や、硬いものが噛めなくなったりしませんか?

たばこは吸うのを止めた時から、からだに対する健康改善の効果に期待できるのです。不健康の素,毒素を体内に入れる行為を断つのだから、当たり前と言えば当り前ですね。禁煙と同じように、オーラルフレイルだって心掛け次第では健康な状態に戻すことができるのです。

マウスウォッシュの際に唇を「ムッ」と強めに閉じて、口のブクブク,クチュクチュで頬っぺたを膨らます。今感染症の防止策で、いつも手洗いだけでなくうがいも励行しています。私は外出先から帰ってきたら、先ずのどのガラガラの前に、口腔内を何度も大げさにクチュクチュしています。口に水を含んで意識的に誇張させながら(大げさに)動きで濯いでいます。感染症対策とオーラルトレーニングをいっしょに行っています。

もう一度言います。

口と全身の健康はつながっています。オーラルケア(プラークコントロール)とオーラルフレイルの予防。もしもオーラルフレイルになっていても、防止対策を実行すれば元の健康な状態に戻ることができる。

フレイル(不健康)から元気を取り戻す健康の起き上がり小法師になるための呼び水となる役目も、お口が担っているのです。

【参考】
(※1)健検公式テキスト増補改訂版
(※2)第27回口腔保健シンポジウム なぜお口の機能がたいせつなのか?

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

オーラルフレイルの予防と回復

(出典 news.nicovideo.jp)

オーラルフレイル(英: oral frailty, oral frail)は東京大学高齢社会総合研究機構の特任教授辻哲夫・教授飯島勝矢らが示したフレイルの前段階であるプレフレイル。口から食べ物をこぼす、ものがうまく呑み込めない、滑舌が悪くなる等といった軽微な衰えを見逃した場合、全身的な機能低下が進…
33キロバイト (4,280 語) – 2023年10月12日 (木) 05:10
オーラルフレイルの予防について、私は歯磨きや口腔ケアが非常に重要だと考えています。定期的な歯科検診やプロフェッショナルなクリーニングを受けることで、歯や歯茎の健康を保ち、食事摂取や会話において問題が起きにくくなります。

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