週刊SPA!
「人生100年時代」。50代以上の男女の出会い・婚活が花盛りだ。しかし、問題は出会えるスポット。婚活サイトやアプリに登録すれど、理想の相手と出会えない今、本当に出会える最新のスポットを探訪した!
今回は、理想を求めて出会いの落とし穴にハマった“こじらせシニア”を紹介する。総200人の女性と出会ったが結婚相手が見つかっていないという。一体なにがあったのだろうか。さらにシニア婚活男性の厳しい現状を浮き彫りにするアンケート結果も紹介する。
子供が欲しくて35歳以下の女性に絞って婚活したが撃沈
3年前から婚活に本腰を入れる岡田達也さん(仮名・50歳 会社役員 年収500万円)は、子づくりを念頭に女性の年齢を35歳以下に絞り、マッチングアプリと結婚相談所でそれぞれ100人ずつの女性に会ってきた。だが、いまだに結婚相手は見つかっていないという。
「アプリは安くて効率よく会えるんですが、会社員と名乗る風俗嬢や日本人を装った外国人、デート商法の女など、うさんくさい人ばかり。17歳離れた女性とようやくフィーリングが合って交際しましたが、精神的に不安定な人でした。日中はLINEがひっきりなしで、仕事終わりも毎日電話。4か月で僕の心身にガタがきて別れを切り出したら、道端で泣き始めて大騒ぎでしたよ」
結婚相談所で紹介された女性とも縁は深まらなかった。
「実家住まいの女性が多く、自立していない印象でした。何度か会う関係になっても、突然ゴメンナサイされて終わるパターンばかりでした……」
今の岡田さんは50歳の大台に乗ったのを機に、「子づくりはもう非現実的」と諦めたという。婚活ツールから離れ、今後は自然な出会いに期待しながら生きていくと話す。
50~65歳の婚活男性2000人に聞きました
実際のところ、シニアの独身男性はどのような出会いや婚活を展開しているのだろう。