2024年2月1日、韓国・JTBCは「群馬県の県立公園『群馬の森』にあった朝鮮人労働者追悼碑が撤去された」と伝えた。
記事は「群馬県は先月29日に代執行で碑の撤去工事に着手した」とし、「日本メディアが上空から撮影した現地の写真を見ると、
碑があった場所は更地になっていて、周辺にその残骸が山積みになっている様子も確認できる」と伝えている。
群馬県は撤去工事が始まった29日から2週間、公園を閉鎖して一般の立ち入りを禁止しているという。
記事は「この碑は日本の市民団体が朝鮮半島と日本との間の歴史を理解し、双方の友好関係を深めるために04年に設置したものだが、
群馬県は12年に開催された追悼祭で参加者の1人が『強制連行』に言及したことを問題視し、碑の設置許可期間の更新を拒否した。
日本の最高裁も自治体の処分は違法でないと判断した」
「碑の撤去要請に市民団体が応じなかったため、代執行で強制的に撤去された」などと説明している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは
「追悼碑が粉々にされても、韓国政府は沈黙を貫いている。これが米国やロシアの国民に対する追悼碑だったとしても
日本は同じことができるだろうか?もどかしいしとても悲しい」
「いくら尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が親日でも、これはさすがにひどくないか?」
「こんなんで日本を未来に向けたパートナーと呼べるのか。過去を否定するパートナーとはね…」
「碑を壊したところで日本の過去の蛮行が消えることはない」
「こんなことをされても抗議ひとつできない尹政権」
「国民のことを考えない政府に存在意義はない」
など、悲しみや怒りの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)