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伊東純也、3・21W杯予選・北朝鮮戦ピンチ欠場も 警察捜査は最短でも1か月以上 クラブのプレーも不透明
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1707019597/
2/4(日) 5:00
伊東純也
性加害疑惑報道を巡り、カタールで開催中のサッカー・アジア杯の日本代表を離脱したFW伊東純也(30)=Sランス=が、3月の北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦に間に合わない可能性が3日、浮上した。現在、女性2人から刑事告訴され、伊東側も虚偽告訴罪の告訴状を大阪府警に提出し、受理された状況。警察による捜査は最短でも1か月以上はかかる見込み。結論が出るまでの所属クラブでのプレーも不透明で、今後の日本代表活動にも大きな影響を与えそうだ。
代表離脱が決まった伊東は、今後どういった道をたどるのか。仏紙「レキップ」はSランス合流のため渡仏すると報じ、日本への帰国の可能性もあるが現状では未定。ただ、お互いの主張が相反しているだけに捜査には一定期間が必要で、最短でも1か月以上はかかるとの見方もある。伊東の代理人弁護士を務める加藤博太郎氏は「虚偽告訴だと自信を持っている。こういうことで選手を潰していいのか。(3月の)W杯予選もあり、警察は捜査を急ぐと言ってくれている。貴重な選手生命を考えても一刻も早く不起訴に」と話す。ただ、この先のプレー機会については所属先の判断となる。
地元紙によれば、Sランスのスティル監督は2日、「彼と連絡を取っていないので、意見を述べるほど十分に知らない。何が起こったのか分からない」と困惑。同僚のGKディウフは「私たちは彼が無実であることを願っています。判決がない以上、無罪とも有罪とも言えない」とコメントした。
クラブにとって伊東は大きな戦力だが「レキップ」は4日にホームで行うリーグのトゥールーズ戦は欠場する見込みと伝えた。クラブ側も起用に慎重にならざるを得ず、出場できなくなればコンディション面、試合勘に影響が出ることは必至。不起訴になった場合でも3月の北朝鮮とのW杯予選2連戦(21日・国立、26日・平壌)に間に合わない可能性もある。
周囲も対応に追われている。伊東が公式アンバサダーを務めるカード会社・クレディセゾンは、公式サイトで関連ページなどが非公開となった。その他のスポンサー企業も含め、各所が対応を検討しているもようだ。
伊東側が虚偽告訴罪の告訴をした一方で、記事を出した週刊新潮編集部は「虚偽告訴だと訴えるのは、被害女性を二重に傷つけることであり、看過し難い行為と言わざるを得ません」などとコメントしている。捜査による真実が明らかになるまで、波紋は広がっていきそうだ。
◆伊東の性加害疑惑報道を巡る動き(日本時間)
▼1月31日昼 昨年6月の親善試合・ペルー戦後、大阪市内のホテルで伊東が女性の同意を得ないまま性行為に及んだとして、女性2人が大阪府警に刑事告訴したと「デイリー新潮」が報じる。大阪府警が受理。
▼同午後8時30分 日本―バーレーン戦。伊東はベンチ入りも出番なし。
▼2月1日昼 伊東の代理人弁護士が性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。
▼同午後7時30分 日本協会が同日付の伊東離脱を発表。
▼2日午前2時すぎ 離脱の先送りを発表。選手から「伊東とともに戦いたい」との声があがる。
▼2日午後 日本協会幹部が会議。田嶋会長が都内で会見し、伊東の離脱を発表。