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【アジア杯】板倉 痛恨のPK献上「本当に申し訳ない気持ち。きょうの敗因は自分」言い訳せず責任背負う
◇アジア杯準々決勝 日本1-2イラン(2024年2月3日 カタール・アルラヤン)
カタールで開催中のサッカー・アジア杯は3日、準々決勝が行われ、日本代表(世界ランク17位)がイラン代表(同21位)に敗戦。アジア1位と2位の直接対決という今大会注目の“大一番”に1―2で敗れ、2大会ぶりに8強で姿を消した。
一方、イランは22年W杯カタール大会以降の無敗記録を17に伸ばし、2大会連続の4強入りを果たした。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム。板倉滉(ボルシアMG)がクリアしようとジャンプするが、空振りの状況となり、詰めてきたカナニを倒してしまい、PKを献上した。これをジャハンバフシュに決められ、8強で散ることになった。
試合後、板倉は「本当に申し訳ない気持ち」と肩を落とし「チームメートにもそうですし、日本から応援してくれている人たちもたくさんいたと思う。きょうの敗因は自分にあると思う。センターバックの自分がもっと良いパフォーマンスをしていれば、日本は勝てたと思うので、非常に申し訳なく思っています」と、言い訳をせずに、自ら責任をかぶった。
問題の場面については、「一つ前の時点でクリアできればよかった」という反省点に加え、「後ろから走ってきた相手をちゃんと見えてなかった。そこの視野の狭さを反省しないといけない」と、厳しく自己採点した。
周囲からの声は聞こえていたが、ボールに対応して、走り込んできたカナニの存在には気づかなかったという。
板倉は前半24分にイエローカードを受けた。早い段階で受けた警告に「難しくしてしまった」と反省したが、その前に局面でのプレーの精度に問題があると話し、「最後もその前の失点も全部、自分のところから。責任を感じています」と話した。