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【伊東純也】逆告訴でサッカーファンの“擁護論”激化に「セカンドレイプになる」冷静対応を促す声 準強制性交等罪なら実刑判決の可能性
1月31日にWebニュースサイト『デイリー新潮』、2月1日発売の『週刊新潮』の記事によると、2023年6月当時、宿泊するホテルに20代女性2人を招き、酒を飲ませて酔わせた上で同意を得ないまま行為に及んだという伊東。
同誌では、当初は金銭での示談を提示した伊東側の対応に触れるも、心に深い傷を負い、なおかつ反省や誠意が感じられない姿勢に、“被害”を受けた女性たちは2024年1月に刑事告訴。大阪府警がこれを受理したことを報じたのだ。
この代表選手の性加害報道に協会は翌2月1日の昼、「心身のコンディション」を理由に1度はチーム離脱を発表するも、深夜に一転して「選手たちの総意」と止まらせる方針に。ところが翌2日、「総合的な判断」とあらためて3日の準々決勝以降の試合出場を取りやめたのだった。
“被害者”女性の告発に反して、「性加害はなかった」と逆に虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出。ホテルで会ったことは認めつつも、女性側の告訴内容は「事実無根」と完全否定してみせた伊東側だったが、警察の捜査が進められているとのことからか、協会も厳しい判断を迫られたのかもしれない。
準強制性交等罪なら実刑判決も
今後、捜査が行われた上で司法判断が下されることになるのだが、仮に伊東側の言い分が認められた場合は、女性たちは虚偽告訴罪によって3か月以上10年以下の懲役が科せられることになる。逆に準強制性交等罪が認められれば懲役5年以上、執行猶予がつかない実刑判決が伊東に言い渡される可能性もある。
つまりは日本代表どころか、場合によっては所属チームを追われる可能性もあるだけに、伊東にとっては絶対に負けられない戦いになりそうだ。
そんな“イエローカード”を突きつけられた伊東だが、2022年のカタール・ワールドカップでは全試合に出場してチームのベスト16進出に貢献した、森保ジャパンには不可欠な存在。ファンからの信頼も厚いようで、インスタグラムのコメント欄やX(旧ツイッター)等のSNS上では、
《離脱しなくて良かった!優勝には純也の力が絶対に必要だから周りの雑音に惑わされず本来のプレーを!》
《経緯は分からないけど伊東純也選手のサッカーが好きなので応援したい 今のサッカー日本代表に必要な選手だと思う》
《純也マジで気にすんな サッカーで魅せてくれたらそれでOK》
などとサッカーファン、そして彼のファンからは“事件”に関係なく「日本代表に必要な選手」と擁護する論調が強まっていた。さらには、
《伊東純也は陰キャなのよ。面倒くさがりなのよ。 伊東純也の全てを知ってるわけじゃないけどファンは知ってるよ。》
ファンの間では“陰キャ”として知られる伊東の性格を顧みてか、性犯罪の“加害者になるわけがない”との希望的な意見も飛び出すなど、擁護論に拍車をかけている。一方で、
《私も伊東純也のファンなので信じたくない気持ちは山々なんだけど、当事者でもないのに「女性の嘘に決まってる!」と決めつけるのは、万が一性加害が事実だった場合、被害者へのセカンドレイプに他ならないのでは?》
捜査段階である以上は、伊東の“無罪”を願うならまだしも、SNSで女性側の主張を「虚偽」と決めつけて責め立てるような、SNSでの批判や誹謗中傷を控えるよう、冷静な対応を促すファンの声も散見される。
2月2日までの報道をまとめると、伊東側の代理人弁護士は「性被害があったと指摘する時間の動画がある」「客観的な証拠がある」とし、片や女性側の代理人も「関係者間のやりとりのLINE等の客観証拠を確認している」と、双方が“証拠”の存在を示すなど一歩も引かない構え。
2021年11月に一般女性との結婚を発表したインスタグラムに、《これまで以上に努力していきたい》との決意を新たにしていた伊東。アジアカップではプレーする機会を失ったが、妻とファンの信頼を勝ち取ることができるのだろうか。
2024年2月2日 17時45分
https://news.livedoor.com/article/detail/25810970/