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【アジア杯】イランはどれだけ強い? 日本がこれまで対戦してきたどの相手よりも…タレント力はアジア屈指!!
当時の主力だった長友佑都をして「スーパーゲーム」と言わしめた5年前から、日本もイランも共通するところ、変化しているところがあり、その噛み合わせがお互いに中2日という条件で、どういう結果に導かれていくか。
ただ、やはりイランはラウンド16でシリアを相手にPK戦までもつれこんでいる分、主力の体力面では日本が若干有利かもしれない。
そうは言っても楽観視は禁物だ。母国の強豪クラブを率いてきたガレノイー監督が率いるイランは、今大会で日本がこれまで対戦してきたどの相手よりも、基本的な強度が高い。
これは間違いないところで、シリア戦ではタレミが二度の警告で退場となり、数的不利になるまで支配力で上回っていた。
ビルドアップは特異な戦術を執っているわけではないが、一人ひとりの技術が高く、狭い局面になってもボールをキープできるので、中盤で失わずに相手陣内まで運べる。
イランがアジアの中で1つ抜きん出ているのは、中長距離パスの精度だ。ビルドアップで少し変わった立ち位置を取るのは、左サイドバックのハジサフィぐらいだが、どの選手も1つ飛ばすパス能力が高い。
たとえば相手のプレシャーがセンターバックのチェシミにかかった時に、周囲の選手に回避のパスを出すより、左外の前方に張るガエディに浮き球のミドルパスを通したりする。
そうしたパスレンジがイランの強みであるとともに、細かいコンビネーションで崩すスタイルではないことも、シンプルにチャンスを作りやすい要因にもなっている。
アウトサイドは基本的に個人で仕掛け、カットインからのミドルシュートやシンプルにFWのアズムンなどを目がけたクロスに持ち込むので、とにかく中盤でのボールロストが少ないチームだ。
日本にとってありがたいのは、“Wエース”の一角であるタレミが出場できないことだが、代わりにセカンドトップでの先発が予想されるアンサリファルドもキープ力は高く、そこから周囲の選手にボールを配る仕事にかけては、タレミ以上かもしれない。
※続きは以下ソースをご確認下さい
2/2(金) 17:40
SOCCER DIGEST Web
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2305e4edfa702229b83d02252a6e5c33b65f21