【バブル崩壊】中国恒大、売れないオフィスタワーと許氏の豪邸-債権者に悪い兆候 清算人の前途は多難

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【バブル崩壊】中国恒大、売れないオフィスタワーと許氏の豪邸-債権者に悪い兆候 清算人の前途は多難

1: ごまカンパチ ★ 2024/02/02(金) 21:05:47.92 ID:Xvt7NBzG9
→旧香港本社ビルと創業者所有の豪邸、22年に差し押さえ-今も売れず
→不動産資産には抵当権-売れても無担保債権者の取り分ない可能性

 香港の一等地にあるオフィスタワーと豪邸に買い手がつかないということは、中国恒大集団の清算人の前途は多難ということだろう。
コンサルティング会社のアルバレス・アンド・マルサルは今週、経営に行き詰まった中国の不動産開発会社の清算を担当することになったが、中国恒大の16億ドル(約2350億円)相当の旧香港本社ビルは、2022年に別の手続きで差し押さえられた後、いまだに売れていない。
中国本土の代理店が投資家を引き付けようと手を尽くしたが売れなかった。

住宅の売却も同様に難航している。
中国恒大の創業者、許家印氏が所有していた高級住宅も22年に差し押さえられたが、今も売りに出されている。

二つの優良物件がいずれも売れないということは、中国恒大の資産を整理する作業の困難を浮き彫りにする。
清算は香港で過去最悪級の不動産不況の中で進められており、適切な価格で物件を売却することが難しくなっている。

コリアーズ・インターナショナル・グループの調査責任者、キャシー・リー氏は、債権者は「恐らく値引きを提示せざるを得ないだろう」と述べた。
中国恒大の旧香港本社ビルの売却に時間がかかっていることは、価値が下がり続ける可能性の高い市場で買い手の期待に応えるために価格を調整しなければならないことを示していると同氏は付け加えた。

アルバレス・アンド・マルサルにコメントを求めたが直ちには応答がなかった。

中国当局が中国恒大の本土のプロジェクトを売却対象とすることは疑問視されるため、焦点は中国本土以外の資産となりそうだ。
裁判所文書によると、中国恒大は海外に224億香港ドル(約4200億円)余りの資産を保有しており、
そのうちのほぼ70%にあたる155億香港ドル相当は香港の不動産物件だという。
湾仔(ワンチャイ)地区にある旧中国恒大本社ビルを含むこれらの不動産には、書類上では抵当権が設定されている。
これは他の債権者が担保としていることを意味し、債券保有者のような無担保債権者は高値で売却されない限り支払いを受けることが難しくなる。

ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-01/S85XU3T0AFB400


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