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過去にドラマ化が原因で連載休止 漫画「いいひと。」高橋しん氏が思い「作家の痛みを感じられない人に…」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1706770690/
2/1(木) 15:51配信
大ヒット漫画「いいひと。」などで知られる漫画家の高橋しん氏が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。漫画のメディアミックスに関し、私見を述べた。
1993年に小学館「ビッグコミックスピリッツ」で連載を開始した「いいひと。」は、1997年に草なぎ剛主演でフジテレビ系でドラマ化された。
当時、高橋氏はドラマ化する条件として「キャラクターを変えないこと」と提示していたが、約束が反故にされたとして、クレジットを「原作」から「原案」へと変更。また、連載を休止し、その原因は「ドラマ」にあると明言していた。
中略
芦原さんの経緯が高橋氏のケースと重なる点が多く、ファンから心配の声が上がっていた。
これらの声を受け、高橋氏は「私の読者の皆様へ ご心配されてる方もいらっしゃるかもしれませんので、現在思うことを」とメッセージを投稿。「まずは先生のご冥福をお祈りしております」と追悼した。
続けて「私は脚本問題に対して先生が経緯を綴られたことを皆さんとおそらく同じようなタイミングで知りました。真っ先にすべきことは、先生の心とこれから生み出される作品たちを守ることと考えました」と、投稿にいたった経緯を明かし「声を上げずに出来るだけ早く落ち着くのを信じて待つこと。一つ一つは小さな善意の声でも燃料を得て大きくなった火には方向のコントロールは効かず火を好む無関係な方々も引き寄せる力がある為です。先生が一息ついて落ち着かれた頃に、出版社さんを通して少しでも楽になれるような言葉を届けられたらと思っていました。僭越ですがもしご縁があれば、私のような小さな作家でも何かお話くらいはお聴きできるかもしれないとも。みんな、みんな、先生の味方ですよ。私もそうです」と、芦原さんの投稿以降の思いを明かした。。
高橋氏は「遅かったことを後悔していますが、面識もないただの同業者でしかない私にはできることが何一つなかったタイミングであることも理解はしています」と回顧。「作家として生きることを選んだ者の、どんなに近しい人にも本質的にこころの奥底から理解してもらえない孤独を。あってはならないことですが、先生が選ばれた意志は尊重いたします」とした。
「先生が今解放されて安らかでいらっしゃることを願います。お疲れ様でした」とねぎらい「もう遅いのですが、未来の作家さんとそこから生み出されるはずの煌めく星々の作品を守るために 作品を他メディア化をするにあたっての羅針盤になるように 作家界メディア界の垣根なく協力して ホワイトリストの作成や安心して作品を委ねられる人たちとの心を繋ぐ仕組みの共有を考えてみてもいいのかなと夢想しています」と、未来のクリエイターを守るための考えを告白。
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