ライデルマルティネス「来日メド」で〝亡命トラウマ〟払拭

　これでドラゴンズファンも安心できそうだ。中日の立浪和義監督（54）は、31日に守護神のライデル・マルティネス投手（27）の来日時期が2月中旬になることを明らかにした。

　指揮官はマルティネスに関して「本人から話があって去年了承しています。少しでも家族といたいというのは大きいのかなと思います。本人と話し合って決めました」と事情を説明。「トレーニングはずっと続けてやってますし、映像も通訳の方から送ってきて、しっかりやっている。自分でできる選手でもあると思うので、その辺は心配はしていない」と調整についても問題ないと考えている。

　実はキャンプイン直前、X（旧ツイッター）では「ライデル」というワードが連日、トレンドに上がっていた。外国人選手の来日情報が続々と報じられているにもかかわらず、マルティネスの来日情報がなかったため「え？　まだライデル来日してないの？」「ライデルはよ」「ライデルさん　早く帰ってきてー！」と中日ファンから心配の声が上がっていたのだ。昨年の開幕直前に起こったジャリエル・ロドリゲス（現ブルージェイズ）の亡命騒動は、それほど中日ファンにとって大きなトラウマとなっているのだろう。

「昨年の件があったのでちょっと心配されている方もいると思うんですけれども、リナレスと一緒に帰ってくるという形になっています」（立浪監督）

　キューバの英雄であるリナレス巡回コーチがお目付け役となって、日本に戻ってくるマルティネス。2年連続最下位からの逆襲に最強守護神の存在は不可欠だけに竜の面々は誰もが首を長くして待っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2122f75495835fa9aded678fcc71cf975c9e088

言うほど安心か？