経営者や著名人をターゲットに、今後これまで”同意”とみなされていた男女間の行為や飲み会について、年月が経ったあと「不同意だった」として、今回の松本さんへの文春砲のように、被害を訴えるケースが増えそうだというテーマに。刑事事件としては証拠が限られ立件できない事案が、民事的な争いに持ち込まれていきそうだというのだ。もちろん実際に性加害などがあれば責任が問われるのは当然だが、基本的には、そうしたケースで男性側は現状全く対抗できないということが話された。
そうしたなか、今回仲介役として名前が挙がったスピードワゴンの小沢一敬さんについて、彼との飲み会にも参加したことがあるという堀江氏は「小沢くんが一番かわいそう」「え、別に小沢は悪くないじゃん」と、松本さんからの対応がこれまでないため、後輩芸人の仕事の面に影響が広く及んできている点を心配していた。
また、例えば週刊誌などの記事は、10個ある事実のうち都合の良い3個をピックアップして書かれ、事実上、ファクト(事実)で構成されている内容として出来上がってしまうという手法も説明された。それにより悪人にも善人にも仕立て上げられてしまう。
堀江氏は餃子屋問題も例に、この点について論じている。さらに「それは週刊文春のみならず、特捜部にも言えること」と、ライブドア事件についても言及。詳細は様々なフィールドで活躍するプロフェッショナル達の雑談が楽しめる『ZATSUDAN』で公開されているということだ。
松本さんは週刊文春を発行する文藝春秋社などに対し名誉棄損による訴訟を起こした。ただし、そうした吉本興業の発表直後、週刊文春では元女優の実名による第4弾報道が出るなど、松本さんへの文春砲が続いている。