広島、２軍施設移転へ　同じ廿日市市に２９年完成

広島は２９日、広島県廿日市市にある２軍施設を移転する計画を発表した。中国新聞社が所有する廿日市市内のレジャー施設の敷地に移すことになり、広島は同社、同市と連携協定を締結した。レジャー施設に現在あるプールは今夏で営業を終え、解体。広島は約２ヘクタールの敷地を取得し、選手寮や屋内練習場、トレーニング施設を整備する。２０２９年末に完成予定。
　現在の２軍施設の大野練習場や寮は、老朽化や手狭さなどの課題があった。球団の松田元オーナーは「広い土地を利用して、選手をうまく育てられるような形をつくっていきたい」と話した。