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佐々木朗希のメジャー移籍強行を球界関係者が疑問視 「短命に終わる可能性」「最短でも25歳になって周囲を納得させてから」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1706488335/
【ロッテ】佐々木朗希の〝メジャー移籍強行〟を球界関係者が疑問視「短命に終わる可能性」
「強行突破」で大成できるのか。ロッテ・佐々木朗希投手(22)を巡る騒動がいまだに収束しそうにない。26日に越年して12球団〝大トリ〟で契約更改した佐々木だが、将来的にメジャー移籍の希望があることを表明。この発言直後からネットやファンを中心にさまざまな賛否意見が交錯している。
プロ4年間でまだ一度も年間を通してローテーションを守る活躍を見せたことがない「令和の怪物」に対し、球界関係者の間でも「選手生命が短命に終わってしまう可能性がある」などと本人の挑戦に否定的な意見が相次ぐ事態に陥っているがその真相とは――。
2月1日の春季キャンプ開始まで1週間を切った中で佐々木は今季の契約で球団と合意。26日に現状維持の推定年俸8000万円で契約更改すると、27日は本拠地・ZOZOマリンで会見を行い「公の場で自分からコメントを出す機会がなかったので。ファンの皆さまに報道などでご心配をおかけしました」と、ここまでの沈黙を釈明した上で、改めて長年憧れるメジャーへの思いを素直に口にした。
さらに「将来的には(メジャーに)行きたい気持ちはありますし、ここまで球団とコミュニケーションを取ってきたので。まずはそこに少しでも近づけるように今シーズンプレーするしかないかなと思っています」と吐露した。
昨春に侍ジャパンとしてWBCに出場。1次ラウンド(トルコ戦)や準決勝(メキシコ)で先発を担いチームの世界一に貢献した。また、日本代表では現在メジャーで活躍する大谷翔平(ドジャース)やダルビッシュ有(パドレス)らと行動を共にすることで米挑戦への思いがさらに高まった。
だからこそ今季、大車輪の活躍を見せ、気持ちよくロッテから送り出してもらう。本人にはそんな青写真がすでに出来上がっているのかもしれない。
だが、球界関係者の間では、そんな本人の思いとは対照的に厳しい声が高まりつつある。その中でも圧倒的に多いのが「仮にこのまま今オフにメジャー挑戦しても成功するのか」という疑問の声だ。
周知の通り、メジャーの先発ローテーションは日本とは異なり中4日が基本。先発であれば5日に一度はマウンドに上がる。だが、佐々木は年間を通して中6日のローテーションを守ったことがないばかりか故障も多い。
昨季も開幕から3連勝こそ飾ったものの、シーズン中盤からはマメや左脇腹痛、発熱などで戦線離脱を余儀なくされた。この「ガラスの体質」を球界関係者らは理解しているからこそ不安が尽きないというのだ。
怪物右腕をプロ入り前から知るある球団OBの一人が神妙な面持ちでこう語る。
「もし朗希が今季、周囲を納得させる成績を残すことができればロッテは今オフにもポスティングを容認する可能性はある。ただ、仮にそうなったとしても不安は残る。メジャー側がこれまでのロッテのように朗希に対して手厚く育てる環境を与えるかどうかが疑問だからです。朗希を獲得したいメジャー球団はどこも彼を『即戦力投手』として期待していますからね。彼もその期待に応えようと必死でチームに貢献しようと無理をする。そうなればメジャー1年目から故障、長期離脱ということにもなりかねない。本人はその辺りをどこまで考えているのか。メジャー側にうまく利用されなければいいのですが…」と警鐘を鳴らす。
別の球界関係者も「たとえ1年だけ活躍して今オフにメジャーへ移籍できたとしても1年目でパンクしてもおかしくない。選手生命が短命に終わってしまう可能性さえある。ロッテで2桁勝利を3年連続は続けて最短でも25歳になって周囲を納得させてから挑戦した方がいい」と指摘する。
本人の強いメジャー志向とは対照的にまだまだ課題が山積する佐々木のメジャー挑戦。令和の怪物の動向は今後もさらに注目が集まりそうだ。