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アルイテハド・ベンゼマがサウジクラブ退団を希望 フロントと対立 関係者
スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から、1億ユーロ(約161億円)と報じられている年俸で昨夏アル・イテハドに加入したベンゼマだが、リーグ戦中断に伴うシーズン中のオフから予定より17日遅れで合流。懲罰的な理由でチーム練習への参加を認められず、個人でのトレーニングを続けているという。
その中で前週19日にマルセロ・ガジャルド(Marcelo Gallardo)監督を含めたクラブ関係者と話し合いの場を持ったが、前述の関係者によれば、そこでクラブ側と対立。監督とフロントに対し、チーム内で「プレッシャー」を感じていると伝え、雰囲気を変えるために「一時的」にチームを離れたいと申し出た。
クラブはリーグ内の別チームへの期限付き移籍を提案したが、ベンゼマはこれを固持したという。英国の報道では、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)が今冬のベンゼマ獲得に意欲を示しているという。また、古巣であるフランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)移籍は、金銭的に難しいとリヨン側が否定している。
ベンゼマは今季アル・イテハドで9ゴールを挙げているが、20ゴールを決めているアル・ナスル(Al Nassr)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)には大差をつけられている。チームは中断前に3連敗を喫して現在7位。リーグ戦は2月7日に再開する。
サウジリーグからはこの冬、元リバプール(Liverpool FC)主将のジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)がアル・イテファク(Al Ettifaq)を離れ、オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)へ移籍した。
ヘンダーソンは欧州復帰の理由について、欧州選手権(UEFA Euro 2024)に向けたイングランド代表に選出されるためだと強調している。しかし家族が現地の生活になじめなかったとも伝えられており、またLGBTQ(性的少数者)コミュニティーを支持していながらサウジアラビアに移籍したことも物議を醸していた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/f819190189163d1e49a7904a8dbf7fcec4058ad4