松本人志「弁護士にオファーを次々断られ」性加害報道めぐる文春提訴の裏事情を吉本興業関係者にバラされる
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんが22日、飲み会で性加害をはたらいたなどの疑惑を報じた「週刊文春」を発
行する文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴。
松本さんの代理人を務める田代政弘弁護士は、検事から弁護士へと転身したいわゆる“ヤメ検”で、東京地検特捜部時代
には、小沢一郎衆院議員の資金管理団体を巡る「陸山会事件」を担当。
田代さんは同事件をめぐり、事実と異なる捜査報告書を作成したとして刑事告発され、後に嫌疑不十分で不起訴となった
ものの、減給6カ月の懲戒処分となり、検事を辞職している。
こうした経緯から、「もっとほかに期待が持てそうな弁護士はいなかったのか」「脛にキズのない弁護士には依頼を断ら
れたのだろうか」といった声が上がっていた。
そんな中、24日の「週刊文春 電子版」では、田代弁護士が代理人に決まった経緯について、吉本興業関係者が「当初、
松本さんは別の弁護士にオファーを出していましたが、『勝算がない』と次々断られ、最終的に田代弁護士に白羽の矢が
立った」と話していることを報じた。
敵の懐にも敢然と飛び込めている文春サイドが、この闘いを優位に進める可能性が高いのではないだろうか。