大相撲初場所・9日目　照ノ富士ら横綱&大関陣安泰で２敗を守る　１敗の琴ノ若ら３人が首位で並ぶ

サンスポ2024/01/22 18:04
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大相撲初場所９日目（２２日、両国国技館）復活を目指す横綱照ノ富士（３２）は平幕錦木（３３）を寄り切り７勝目。２敗をキープした。綱とりに向けこれ以上負けられない大関霧島（２７）は平幕正代（３２）を力強く攻め込んでの押し出しで７勝２敗。同じく大関豊昇龍（２４）は平幕竜電（３３）を寄り切って７勝目。いずれも２敗を守った。

大関昇進を目指す琴ノ若（２６）と大栄翔（３０）の関脇同士の一番は、琴ノ若が制して８勝１敗とし勝ち越しを決めた。大栄翔の激しい突っ張りを下からあてがいながら落ち着いて対応した琴ノ若。最後は右下手をとって寄り切った。

新入幕の大の里（２３）は平幕明生（２８）を一気に寄り切って４日目から６連勝で８勝１敗。一方、元大関の平幕朝乃山（２９）は２１日に初黒星を喫した玉鷲戦で右足首を負傷。２場所連続１１度目の休場。平幕阿武咲（２７）は不戦勝となり８勝１敗で勝ち越しを決めた。

小結宇良（３１）は九州場所で優勝を争い２度目の敢闘賞を受賞した平幕熱海富士（２１）を肩透かしで制し２勝７敗。熱海富士は４勝５敗と黒星先行となった。平幕若元春（３０）は平幕翠富士（２７）を押し倒して６勝３敗とした。