同署の統計によると、昨年の訪台外国人旅行者数は延べ約640万人で、うち日本人は延べ約94万人だったが、新型コロナウイルス流行前の5割に満たないという。
同署の周永暉(しゅうえいき)署長は、新たなパスポート取得者を対象とし、チャイナエアライン(中華航空)やエバー(長栄)航空、スターラックス(星宇)航空の利用で航空券代を5千円、格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾(台湾虎航)の利用で1万円値引くと説明した。
同署国際組の黄易成組長は、世界的に見て日本人のパスポート保有率だけが低いと指摘。パスポート取得補助は日本市場だけに対して行う措置だとし、早ければ今年第2四半期(4~6月)にも実施したいと語った。
(余暁涵/編集:齊藤啓介)