東京・新宿区の道路でハトをひき殺したとして逮捕されたタクシー運転手の男性について、東京地検は不起訴処分としました。
タクシー運転手の男性(50)は去年11月、新宿区の道路上にいたカワラバト1羽をタクシーでひき殺した鳥獣保護法違反の疑いで逮捕されました。
警視庁によりますと、通行人がアクセル音を聞いて振り返るとタクシーがハトをはねていたことから110番通報したということです。
男性は取り調べに対して「道路は人間のものなのでよけるのはハトの方」などと供述していました。
東京地検は今月16日付で男性を不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。