ソフトバンク・小久保監督、和田毅に全幅の信頼「本人も常に引退を覚悟で…」

ソフトバンク・小久保裕紀監督（５２）が１６日、東京都内で行われた１２球団監督会議に初参加後、渦中の和田について初めて言及した。

思わぬ形で騒動に巻き込まれたベテランを今春キャンプからどうケアするかについて、「特には考えていないです。開幕ローテーションは伝えているので、それに向けてやってくれればいいし」と全幅の信頼を語り、「本人も常に引退を覚悟で…年齢的にもそうなんでね。そことしっかり向き合っている彼にリスペクトして接します」とうなずいた。

指揮官が昨年から開幕ローテ入りを公言していた和田が人的補償のプロテクトリストから漏れ、フロントと足並みがそろわない内情を露呈する形となったが、現場を預かる責任者の領分に集中する。ゴタゴタの中でも半月後に迫った球春到来に向け、「選手がこの自主トレ中にしっかり戦える体でキャンプに入ってきてくれることが全て。ケガしない、勝負できる状況で入ってきてほしい」と呼びかけていた。　

夕刊フジ

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